スマホを所持している10代の内の、実に90%以上が使っているという無料通話アプリ「LINE」。便利なコミュニケーションツールとして人気を博している半面、近年ではLINEを使っている未成年者がトラブルに巻き込まれるケースも増えてきています。

ここでは、そんなトラブルから子どもを守るためのテクニックを紹介していきます。

 

子どもが見ず知らずの人とLINEでつながらないようにするテクニック

LINEでは、ほかのユーザーを「友だち」に追加することで、チャット形式のトークや無料通話などのやり取りが可能になります。

これは一見すると非常に便利なシステムですが、面識のない相手から一方的に「友だち」に追加される可能性もあるため、子どもが不審者と知り合ってしまうきっかけにもなりかねません。あらかじめ設定を変更しておき、子どもが見ず知らずの人とLINEでつながらないようにしましょう。

●「友だちへの追加を許可」をオフにしておく
 

 

LINEの設定で「友だちへの追加を許可」がオンになっていると、自分の電話番号を知っているユーザーの友だちリストに自動で追加されてしまいます。子どもの電話番号が何らかの理由で見知らぬ人に知られている可能性なども考えると、この設定はオフに切り替えておく方が安全です。

設定の変更は、LINEの「設定」から「友だち」に進み、「アドレス帳」の「友だちへの追加を許可」をオフにして行います。