頭金を出さない理由

では、逆に頭金を出さなかった妻の理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

  • 妻が頭金を出さなくても購入できたから
  • そもそも夫が出すものだと思っていたから
  • 貯金がなかったから
  • 将来の教育費のために残しておきたい
  • いざという時のために現金は残しておきたかった
  • 独身時代に貯めたものは、家計と別に考えている
  • へそくりだから出さない。夫にへそくりがバレたくない
  • 自分の好きなように使えるお金は必要だから
  • 頭金を出したら共有名義にするなど、書類などの手続きが面倒

以上のようですが、もともと頭金を出す必要性を感じていない妻もいれば、将来に必要な教育費や急な出費のために手元に残しておきたいと考える妻がいるなど、頭金を出さない理由はさまざまであることが分かります。

その中でも「独身時代に貯めたものは、家計と別に考えている」や「へそくりだから出さない。夫にへそくりがバレたくない」という意見は、居住費は夫に任せ、自分で貯めたものは自分のものと考える妻のしたたかさが見え隠れしますね。

まとめ

このように、頭金を出す理由、出さない理由はそれぞれですが、妻のこだわりや夫の収入、夫婦の関係性が「出す」「出さない」を決定づけているようです。

頭金を夫婦でいくら出すかについては、今後の生活に大きく影響するため、夫婦で十分話し合って決めたいものですね。

夫婦にとって理想のマイホーム購入が実現することを心よりお祈り致しております。

<参照>SUUMOジャーナル「妻から見た住まい購入に関する意識調査

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。