二宮和也が主演する日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(TBS系)の第9話が、8日に放送された。
本作は、2018年4月期に放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編となるメディカルエンターテインメント。シーズン1から6年後の物語を描く。前作の主人公・渡海征司郎に代わって、二宮が世界的天才外科医・天城雪彦を演じる。(*以下、ネタバレあり)
幼少期から心臓に疾患があり、ついに倒れてしまった天城(二宮)。佐伯(内野聖陽)が執刀し、世良(竹内涼真)と共にオペを進めるが、助かるにはダイレクト・アナストモーシスと佐伯式を同時に行うしかない絶体絶命の状況。
そんな中、オペ室に現れたのは、何と天城の双子の弟である渡海(二宮/2役)だった。佐伯にダイレクト・アナストモーシスができるか尋ねられると、微笑しながら「やりませんよ俺は。あんなギャンブルみたいなこと」と言い放った。果たして、天城の命を救うことはできるのか。
そして、天城がオペの際にシャンス・サンプル(二者択一)を行う理由や、ダイレクト・アナストモーシスが生まれたきっかけ、そして切ない過去が明らかになる。
放送終了後、SNS上には、「この1週間、みんなをハラハラさせていた天城先生は“にこにこ雪彦”に戻ったとたん佐伯教授に詰め寄るし、あんなに天城先生を助けることに必死だった佐伯教授はいまいましげに『悪魔め』と吐き捨てるし…。ホント面白い」「佐伯教授はもっとちゃんと教えてやれよだし、雪彦は何で先週の熱い抱擁からコロッと佐伯教授を刺そうとするのか? 2人とももっとちゃんと話してくれよ」などのコメントが上がった。
また、「すっかり佐伯先生を信用してしまっているので『違うの天城先生。違うんだよぉ』って思いながら見ている」「佐伯教授の態度はわざとにしか見えない。看護師長(神野三鈴)を切り捨てるのには何か訳があるのでは。目の黒いうちに改革をして、後は若者に託して消える。全ての責任を自分一人だけが背負っていく。まるで終活のようにも思える。佐伯教授、思いは言わないと伝わらないよ」といった声もあった。
そのほか、「シーズン2の最終回が近づいてきたね。二宮和也さんの演技が本当に素晴らしい。最終話の展開が気になるけど、みんなはどう予想してる?」「最終話の予告、ジュノ(竹内)の涙に悪い予感しかしない。お願い天城先生に幸せを。まだまだ天城先生を見ていたい」「乗り越えさせるのが日曜劇場か、それとも神の領域に触れさせないのが日曜劇場か」といったコメントも見られた。