楽しい親子キャンプにする最大のコツを、「はじめての親子キャンプ教室」インストラクターが伝授。
失敗したら、キャンプ嫌いになっちゃうかも?
よく見かけるキャンプ場での「触るな」「あっち行って」
親子で楽しくキャンプをするコツは、とってもシンプルです。アウトドア経験も、キャンプスキルも、まったく関係ありません。
ただ、パパ・ママが「イライラしない」こと、ただ一つ。
せっかくのお出かけなのに、パパやママの機嫌が悪かったら、子どもにとって(キャンプに限らず、ホテルや旅館に宿泊する旅行でも同じですが)、嫌な思い出になってしまう可能性があります。
私は、年間30泊以上のキャンプをしますが、実際、キャンプ場で、
「危ないからダメ!」
「そんなことしたら壊れるだろ!触るな!!」
「●●くんにはまだ早いよ。あっち行ってて」
と、親が子を叱っているのを、よく目にします。
イライラしないための3つのポイント
とは言え、パパ・ママも、叱りたくて叱っているわけではありません。
小さな子ども連れで、慣れていないことに挑戦するとなると、ついつい、心に余裕がなくなってしまうため、必要以上にイライラしてしまうのです。
そこで、以下の3つがポイントになります。
「はじめての親子キャンプ教室」で実際にレクチャーしている内容を、そのまま紹介します。
1. スケジュールに余裕を持ち、臨機応変に
時間に縛られていると、
「まだやってないの!」
「次の予定があるんだから早くして!」
「邪魔しないで!」
と、イライラが募りやすくなります。
朝、出かける支度をするときなど、日常生活でも同じですが、やるべきことが多すぎると、子どもを急かさなければならなくなります。
15分前行動を心がけたり、通常よりも30分余裕を見たりと、充分に余白のあるスケジュールを心がけるのがベター。
キャンプに慣れないうちは、時間の決まったアクティビティ等の予約はせずに、ただテントを張って眠れればOK、くらいに、ゆるく考えておくのがおすすめ。
もし、ギリギリ間に合うかどうかわからない、という状況になってしまったら、思い切って予定を変更してしまうのも、一つの方法。
叱られてアクティビティをやらされるより、ただのんびりしているだけのほうが、子どもにとって良い時間になるケースもあります。
臨機応変にいきましょう。