子どもをキャンプに連れ出す “ベストタイミング” ってあるの?
キャンプは、0歳の乳児でもできますが、成長度合いによって、デビューできる条件や、難易度が変わってきます。
年間約200名の子育てファミリーを、アウトドアに連れ出している経験から、解説します。
0歳:親子でのんびり自然を味わう余裕を作り出せるか、が分かれ目
意外かもしれませんが、0歳の乳児でも、キャンプに連れ出すことは、充分に可能です。
実際、私が代表を務めさせてもらっている、asobi基地アウトドア部のキャンプイベントでは、過去に2組の0歳が参加しました。
また、今シーズンも、0歳6ヶ月の赤ちゃんを連れたファミリーから、キャンプイベントへの参加申込をもらっています。
地面の石を、物珍しそうに触ったり、ちょっとずっこけて、泣いてみたり。
成長度合いなりに、街中とは違う、自然の刺激を、楽しんでいる様子が見られます。
ハンモックに揺られるのは、0歳でも楽しいようですよ。
キャンプ慣れ or 第3者のサポートは必要
ただし、当然ではありますが、0歳児の多くは、抱っこしている時間が長くなります。
また、生後半年を過ぎて、まとまった睡眠を取るようになったとしても、お昼寝の回数は多いもの。
グズったらあやす、寝かし付ける、など、父か母のどちらかは、常に、手がふさがっている状況になります。
手が空いているもう一方が、キャンプをてきぱきこなせないと、なかなか大変です。
夫婦ともにキャンプビギナーの場合は、第3者のサポートが必要です。
asobi基地アウトドア部では、保育士をはじめ、“子どものプロ” が、スタッフとして参加します。
また、参加する他ファミリーも、自らが通ってきた道。0歳の育児の大変さをわかっているので、自然にサポートしあう空気になります。
このように、0歳のキャンプデビューは、親子でのんびりできる余裕を作り出せれば、という条件付きとなります。