1〜2歳:イヤイヤ期ほか制約に対応できる、楽チン施設を選ぼう

第2子の長男は1歳でキャンプデビュー

睡眠時間が安定し、大人とほぼ同じ食事がとれるようになると、かなりキャンプデビューしやすくなります。

実際、この時期の子どもをキャンプに連れ出すときに、障害となるのは、親の心理的ハードルがすべてであるケースが多いように思います。

かくいう我が家も、第1子のときは、はじめての子育てで精神的に疲弊している感覚があり、とてもではないですが、1歳でキャンプに連れ出そうという頭がありませんでした。

が、第2子は、1歳でキャンプデビューしており、何ら大きな問題もなく、楽しめました(当時、第1子は3歳)。

楽できる近場&設備の整ったキャンプ場がおすすめ

2歳前後にまで成長してくると、大きな問題になるのが、イヤイヤ期です。

理由もわからず、とにかく拒否して、言うことをきかない。

道路の真ん中で大の字になって、ギャン泣き。

電車での移動は、親にとっては、精神的に負担に感じるケースが多いはず。

車で移動するにしても、何時間もチャイルドシートに縛り付けられっぱなしなのは、小さな子どもにとって想像以上の苦行です。

また、いざキャンプをしようとしても、子どもがイヤイヤ期を全力発揮してしまったら、テントを設営したり、炊事したりしている場合じゃありません。

こうした制約を考えると、近場で、設備が整っているキャンプ場が吉。

テントが常設されていて、BBQの準備までしてくれる、サービスの厚いキャンプ場もあります。

コテージ、グランピング等での宿泊も、選択肢に入れていいでしょう。

フォトギャラリー【写真】親子でたっぷり楽しめる! 「ファミリーグランピング」体験ギャラリー
  • 大きなグランピングテントに、子どもたちもニコニコ
  • 「森と星空のキャンプヴィレッジ」体験会に参加した、伊本さんファミリー
  • ソファーにベッド、電気ケトルに冷蔵庫まで!
  • タープとテーブルセットもあり、気持ちのいい野外でのんびりできる

3〜4歳:親がキャンプ初心者の場合にはデビュー狙い目

3歳、4歳となり、イヤイヤ期がなりを潜めてくると、キャンプに限らず、かなりお出かけしやすくなります。

体力もつき、自分でできることも増えて、手が掛からなくなってきます。

特に、親がキャンプ初心者の場合には、キャンプデビューの狙い目の時期になります。

子どもが、ここまで成長すれば、あとは、お父さんお母さんが「キャンプに行きたい」と思うかどうかだけです。