あいすることを正義に思い込みや線引き、誰かの決めたルールをあいまいにしてゆく。多様であることの面白さや、あいの権利を大切に、そしてあいまいさを愛おしく思えるようなカルチャーフェスティヴァルを開催。




株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区、以下パルコ)は、2024年11月8日(金)~ 11月25日(月) に「あいとあいまい」をテーマにしたカルチャーフェスティヴァルを開催いたします。

今年のあいとあいまいは渋谷に点在する複数の会場(フリンジ会場)で同時開催します。

「logue」は主に「話す」「論じる」などの意味を持つ英語の接尾辞で、ギリシャ語の「logos」から派生して「言葉」や「理由」を意味します。
例えば、「dialogue」は「対話」、「monologue」は「独り言」、「prologue」は「序文」などと活用されます。

都市から漏れ聞こえてくる様々なlogueに耳を傾けてみることで、凝り固まった「らしさ」があいまいになる瞬間を創出できればという願いを"city_logue"というテーマに込めています。

企画概要
渋谷PARCO4F・PARCO MUSEUM TOKYO
Made with Love by Tom Daley
https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1584

渋谷PARCOB1F・GALLERY X BY PARCO
https://art.parco.jp/galleryx/detail/?id=1609

・EXHIBITION 鷹野隆大 /ヤスダ彩 / 河合宏樹 /
・PERFORMANCE
twililight熊谷充紘 読書会 / 隣屋『see you soon』演劇公演
宮坂遼太郎・コムアイ・大原海輝 performance "city_logue“
ノーマルスクリーン 映画上映会
・ZINE

渋谷PARCO 8F・WHITE CINE QUINTO
グレッグ・アラキ監督作品上映
https://www.cinequinto.com/white/

フリンジ会場
Mikkeller Tokyo:親密さの表現のあわいについて
咏樂圓:店主テイさんとの対話
MILLIBAR:店主清野さんとの対話

あいとあいまい citylogue 実施概要
◯開催期間:2024年11月8日(金)~11月25日(月)
〇入場料:無料 *一部イベントのみ有料
◯主催:株式会社パルコ 
◯AD:小池アイ子
〇企画協力:SA.NA
〇各イベント予約サイト:https://t.livepocket.jp/t/mznrq
◯公式Instagram:https://www.instagram.com/aitoaimai/
〇公式Webサイト:https://parco.jp/aitoaimai/

企画詳細
展覧会:MADE with LOVE by Tom Daley
会場:渋谷PARCO 4F・PARCO MUSEUM TOKYO
会期:2024年11月8日(金)~11月25日(月)




プールサイドで編み物をする姿が話題になった元イギリス代表飛び込み選手 トム・デイリー氏をニット作家として紹介する世界でも初めての展覧会を開催。ニットを制作している際のやすらいだ心持ちから飛び込み競技に臨むまでの緊迫した心持ちまで、トムの心象風景をカラフルなニット作品で再現した空間で、トムがこれまで編んできたニット作品を展示(一部販売)する。

トム・デイリー プロフィール
1994年生まれのイギリス男子飛込競技選手。2024年パリ五輪にも出場して銀メダルを獲得。2020年東京五輪で競技会場でニットを編んでいる姿が話題となり、日本でも「編み物王子」として報道された。
自身で趣味として編み物を行いながら、ニットブランド「Made with Love by Tom Daley」を設立。ブランドの公式サイトを開設し、アパレル商品などを販売、ニットレシピの書籍も出版している。同性パートナーとの子育ての様子を公表しており多様性をエンパワーメントする世界的なアイコンでもある。

開催概要
営業時間/11:00~21:00 ※入場は閉場時間の30分前まで ※最終日は18:00最終入場
公式HP/https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1584
入場料/1,000円(税込) ※ノベルティ付き ※未就学児童は保護者同伴に限り1名様入場無料 ※各種割引・優待対象外

展覧会:あいとあいまい exhibition 『city_logue-都市の声に耳を傾ける-』
会場:渋谷PARCO B1F・GALLERY X BY PARCO
会期:2024年11月21日(木)~11月24日(日)

1.city_logueを象徴するインタビュー写真・映像の展示、ZINEの販売

■写真
都市やそこに暮らす人々の関係性を映し出す二人の写真家・鷹野隆大とヤスダ彩が、"あいとあいまい""city_logue"のコンセプトやテーマを解釈し、セレクトした作品を展示。


鷹野隆大 (撮影:山崎美奈)

鷹野隆大 プロフィール
1963年生まれ。セクシュアリティをテーマに1994年より作家活動を開始。女か男か、同性愛か異性愛かといった二項対立の狭間にある曖昧なものの可視化を試みた写真集『IN MY ROOM』で2006年に第31回木村伊兵衛写真賞を受賞。他方、毎日欠かさず撮ることを自らに課したプロジェクト『毎日写真』を1998年に開始し、その中から日本特有の無秩序な都市空間を集めた写真集『カスババ』を発表(2011年)。その後、東日本大震災を機に影をテーマに様々な作品制作に取り組んでいる。2021年、国立国際美術館(大阪)にて個展『毎日写真1999-2021』を開催。2022年、第72回 芸術選奨 文部科学大臣賞受賞(美術部門)、第38回写真の町東川賞国内作家賞受賞。


ヤスダ彩

ヤスダ彩 プロフィール
写真家。 1999年、愛知県生まれ。
広告や雑誌、映画ポスター・スチールなどで活動。『サマーフィルムにのって』などを担当。

■映像
「都市から漏れ聞こえてくる会話から自分の知らない誰かを想像する」というコンセプトで渋谷に点在するフリンジ会場でのDIALOGUEの様子を撮影した映像作品を展示。


河合宏樹


河合宏樹 プロフィール
映像監督。七尾旅人、クラムボン、蓮沼執太、折坂悠太、青葉市子ほか、ライブ映像を多数手がける。
主な作品に『ほんとうのうた~朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って~』(2014)、七尾旅人『兵士 A』 (2015)、飴屋法水/山下澄人『コルバトントリ、』(2018)、齋藤陽道『うたのはじまり』(2020)など。
『対話する衣服 -6 組の“当事者”との葛藤-』(2022)でニューヨーク・フィルム・アワードにてベストドキュメンタリー作品賞を受賞。
『コロナ時代の銀河』(2022)で宮沢賢治奨励賞を受賞。 近作にマームとジプシー『cocoon』(2024)などがある。

◼︎ZINE
鷹野隆大×森栄喜 対談、カナイフユキ×ニイマリコ×野中モモ 鼎談、長嶋りかこ×長尾悠美 対談、ヤスダ彩寄稿

2.会期中、様々な表現者が会場を訪れます  
※各イベントの予約は11月15日(金)から

11月22日(金) 19:00- <読書会>

熊谷充紘

熊谷充紘 プロフィール
三軒茶屋で本屋&ギャラリー&カフェ『twililight』を営む。出版社としても、小山田浩子『小さい午餐』、レベッカ・ブラウン/柴田元幸訳『天国ではなく、どこかよそで』などを刊行。三軒茶屋をテーマとした冊子「sanchapbook」シリーズも創刊。第1号は竹中万季『わたしを覚えている街へ』。
本と出会う場を広げるべく、イベント企画や選書、執筆も行う。屋上でぼんやりする時間が好き。

予約:https://t.livepocket.jp/e/zjeib

11月23日(土) 11:30 -/19:30- <演劇>

隣屋『see you soon』

公演概要
隣屋『see you soon』
幾度めかのクビとなった主人公は、生まれ育った国の民族性が自分にあっていないのだと考え、少ない
全財産を手に異国に渡る。様々な出会いの末、ようやくありつけた
職場は、戦争で家を失った難民が住むホテルだった。自分は何者で、どこから来てどこへ行くのか。
答えのない旅のスケッチを、空間と俳優によって上演。

隣屋 プロフィール
演劇をつくる団体。
主に既存の小説・戯曲を原案に置き、身体的な生理と発話される言葉を際立たせた作品創りを行う。2020年以降、映像・美術を中心とするインスタレーションの手法を用いた演劇作品も発表している。

予約:https://t.livepocket.jp/t/mznrq

11月24日(日) 時間・入場料後日お知らせ <パフォーマンス>

コムアイ

大原海輝

宮坂遼太郎

パフォーマンス概要
パーカッショニスト宮坂遼太郎を中心として語り手数名がリレー方式で「city_logue(都市の言葉)」をテーマとして言葉を紡いでいくパフォーマンス。語り手はアーティストのコムアイ、俳優の大原海輝らの出演を予定。

コムアイ プロフィール
声と身体を主に用いて表現活動を行なっているアーティスト。日本の郷土芸能や民俗学、北インドの古典音楽に影響を受けている。主な作品に、屋久島からインスピレーションを得てオオルタイチと制作したアルバム『YAKUSHIMA TREASURE』や、奈良県明日香村の石舞台古墳でのパフォーマンス『石室古墳に巣ごもる夢』、東京都現代美術館でのクリスチャン・マークレーのグラフィック・スコア『No!』のソロパフォーマンスなど。水にまつわる課題を学び広告するアーティビズム・コレクティブ『HYPE FREE WATER』をビジュアルアーティストの村田実莉と立ち上げる。NHK『雨の日』、Netflix『Followers』、映画『福田村事件』などに出演し、俳優としても活動。音楽ユニット・水曜日のカンパネラを2021年に脱退。

大原海輝 プロフィール
1994年生まれ。大田区出身。幼少期から共感覚があり、音に色やカタチが見えている。それを元にプロデュース・デザインや映像を制作している。コラージュやキュレーターとして多岐にわたるクリエイティブで活躍中。
活動としては、銀座蔦屋モデレーター、代官山蔦屋「CULTURE ART PARK」キュレーション、手塚治虫特設 POPUP 『 NEXT ATOM 』ディレクター、Chim↑Pom from Smappa!Group 『ナラッキー 』PR 、G-SHOCK 40th anniversary POPUP EVENT PR、アニメ 『チェンソーマン』 ワールドプレミア PR協力。自身のクリエイター集団 ”YouthCrews”『私の人生を変えた本 展』プロデュース、など。
俳優としては、プロダンサーから20歳の頃にミュージカル『テニスの王子様』で本格デビュー。ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、舞台「池袋ウエストゲートパーク」、TK from 凛として時雨『誰我為』MV、浅野忠信監督作 の映画『男と鳥』に出演している。
現在、プロデュース・主演をした映画『春の嵐がやってくるまで』を東京から始まり大阪まで上映している。そして、2作品目となる映画を絶賛制作中。

宮坂遼太郎 プロフィール
1995年まれ。長野県諏訪市出身、東京都東部在住。
主に打楽器と一緒に演奏する。日々様々な音楽プロジェクトに参加し、ソロ演奏や即興演奏も頻繁に行う。安部勇磨、遠藤ふみ、大石晴子、大林亮三、折坂悠太、黒岡まさひろ、xiangyu、田上碧、perfect young lady、蓮沼執太、浮、本日休演、増田義基らと協働。

予約:https://t.livepocket.jp/e/6fq2a

11月24日(日) 14:00- <上映会> *入場料500円  




上映概要
ブラジルでは同性愛者に関する差別発言を繰り返した極右ボルソナーロ政権が2019年から2022年まで続いた。だが、それにも屈せず堂々と政権批判や資本主義社会に疑問を投げかけるクィア映画が制作され、南米、北米、欧州の映画祭で上映されたそれらの作品が注目を集めている。そうした
状況を背景に、上映団体「ノーマルスクリーン」がセレクトした長編映画デビュー前の若手作家による作品の上映会を開催。

ノーマルスクリーン プロフィール
2015年より活動する上映団体。会場は所有せず、大学や文化施設やアーティストと協働しイベントをおこなっている。地域や時代を問わず性的マイノリティの経験を描いた刺激的な作品を上映するイベントをこれまでに50回以上開催、作品数はそれ以上になる。そのほとんどが日本初紹介で、その場合は日本語字幕を必ずつけて上映。ハノイやニューヨークからゲストを迎えてトークや交流会を行ったこともある。

予約:https://t.livepocket.jp/e/dw54w

映画上映:グレッグ・アラキ監督作品リバイバル上映
会場:渋谷PARCO 8F・WHITE CINE QUINTO
会期:2024年11月8日(金)~終了未定







上映概要
1990年代の“ニュー・クィア・シネマ”というムーブメントを牽引し、インディカルチャーの旗手として知られるグレッグ・アラキ監督の衝撃の2作品が、約30年の時を経て、デジタルリマスター版のリバイバル公開。

グレッグ・アラキ プロフィール
自身を形成したものは「クィアネスとセクシャリティ、そしてオルタナティブ・ミュージック」と語っているように、手掛ける作品にはシューゲイザーやオルタナティブロックなど作品を盛り上げ感情を揺さぶる音楽がプレイリストのように多用され、登場人物のセクシュアリティも実に多様なことが特徴。異性愛を常識とする当時の概念や、それを支えてきた映画のあり方に対抗した90年代の“ニュー・クィア・シネマ”を牽引した作家の1人として知られる。

フリンジ会場
「Fringe(フリンジ)」は英語で「周辺」という意味で使われることが一般的です。
正義やルールの「中心」があるとすればそこには常に「周辺」があります。周辺だからこそ交わすことができるコミュニケーションや人々の営みへの共感をポジティブに表明する意図を込めて、イベント会場としてご協力頂く3つのお店を「フリンジ会場」と総称しています。
思わず耳を傾けたくなるcity_logueが日夜交わされているそれぞれの会場で、一夜限りのトークイベントを開催します。
各会場席数が限られております。予約ページよりお席の予約が11月5日(火)から行えます。

トークイベント:「親密さの表現のあわいについて」 hosted by 竹中万季 featuring 百瀬文
会場:Mikkeller Tokyo
会期:2024年11月12日 18:30- 

百瀬文 (撮影:金川晋吾)

竹中万季

イベント概要
渋谷のラブホテル街の中心、千代田稲荷神社の向かいに位置するデンマーク発のクラフトビール店。世界中から選りすぐったビールを片手に、渋谷百軒店のちょびっとセクシーな雰囲気が楽しめるビアバー。そんなMikkeller Tokyoを百瀬さんと竹中さんが訪れて「親密さの表現のあわい」について語り合う一夜。

百瀬文 プロフィール
1988年東京都生まれ。美術家。映像によって映像の構造を再考させる自己言及的な方法論を用いながら、他者とのコミュニケーションの複層性を扱う。近年は映像に映る身体の問題を扱いながら、セクシュアリティやジェンダーへの問いを深めている。主な個展に「百瀬文 口を寄せる」(十和田市現代美術館、2022年)、主なグループ展に「国際芸術祭あいち2022」(愛知芸術文化センター、2022 年)など。主な作品収蔵先に、東京都現代美術館、愛知県美術館などがある。2023年に作品集『百瀬文 口を寄せる Momose Aya: Interpreter』 (美術出版社)、2024年に初のエッセイ集『なめらかな人』 (講談社) を刊行。

竹中万季 プロフィール
1988年、東京都生まれ。編集者。同僚の野村由芽とShe isを立ち上げた後、me and youとして共に独立。『わたしとあなた小さな光のための対話集』『me and youの日記文通』、『わたしを覚えている街へ』(twililight)などを刊行。

予約:https://t.livepocket.jp/e/cetph

トークイベント:「咏樂圓・テイさんとの対話」 hosted by 元違和感
会場:咏樂圓
会期:2024年11月13日 21:30- 

元違和感

咏樂圓 テイさん

イベント概要
中国福建省出身のテイさんが美味しい中華と細やかな心遣いでもてなしてくれる家庭料理店。大きな半月型のテーブルを囲んでのカラオケが楽しい。 2000年のオープン以来道玄坂の路地から街の変遷を見つめてきた。そんな咏樂圓を元違和感のメンバーが訪れてテイさんと語り合う一夜。

元違和感 プロフィール
クィアな視点から世の中の違和感を問いかけ、その先を妄想するコレクティブ。雑誌『IWAKAN』元編集部のアンドロメダ、ジェレミー・ベンケムン、ユリ・アボの3名による、Podcast番組『もっと違和感!』を毎週水曜に配信中。ジェンダーやクィアに関する多様な議論を展開する。

予約:https://t.livepocket.jp/e/b7vxf

トークイベント:「MILLIBAR・清野さんとの対話」
会場:MILLIBAR
会期:2024年11月14日 17:00-

MILLIBAR 清野さん

イベント概要
音楽好きの店主清野さんとの会話や新しい音楽との出会いを求めてお店を訪ねる音楽関係者も多いミュージック・バー。1996年のオープン以来宇田川町のはずれで街の変遷を見つめてきた。
そんなMILLIBARを訪れて清野さんと語り合う一夜。

登壇者は後日お知らせ

予約:https://t.livepocket.jp/e/nt4yb
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