金森穣と近藤良平。二人の振付家による新作とNoismレパートリーのトリプルビル。




踊り紡がれる記憶の環
金森穣、近藤良平 振付家2人の新作とNoismレパートリーのトリプルビル

新潟公演  2024年12月13日(金)~15日(日)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈劇場〉
福岡公演  2024年12月22日(日)J:COM北九州芸術劇場〈中劇場〉
滋賀公演  2025年2月1日(土)滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール〈中ホール〉
埼玉公演  2025年2月7日(金)~9日(日)彩の国さいたま芸術劇場〈大ホール〉

主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団・公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(埼玉公演)
共同製作:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・彩の国さいたま芸術劇場
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 × 北九州芸術劇場 × 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 連携プログラム
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会、
一般財団法人地域創造(新潟公演) [この事業は新潟市からの補助金の交付を受けて実施しています]

Noism0 / Noism1 「円環」 金森穣 近藤良平 Triple Bill
2004年に日本初の公共劇場専属舞踊団として、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館で誕生したNoismは、2024年4月に設立20周年を迎えました。
20周年記念公演として6月に上演した「Amomentof(アモメントフ)」では、劇場専属舞踊団として蓄積してきた20年の歩みと、常に新たな舞踊芸術を創造し続けるNoismのismが、揺るぎない身体とともに舞台上で表現され、高い評価を得ました。

2024年冬の公演では、金森穣によるNoism0新作Suspended Garden』(仮)と、近藤良平によるNoism1新作『にんげんしかく』と、レパートリー作品『過ぎゆく時の中で』をTriple Billでお届けいたします。

ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰し、2022年4月からは、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督も務める近藤良平。
Noismへの振付は2005年『犬的人生』以来19年ぶりとなり、今回はNoism1の舞踊家たちとの創作です。

金森穣によるNoism0新作には、井関佐和子と山田勇気に加え、かつて Noismメンバーとして長く活躍し、主要なパートを務めた 2人、宮河愛一郎と中川賢がゲスト出演いたします。
確かな信頼を寄せ合い、多様な経験を積んだ舞踊家たちがさらにハイレベルなクリエーションに臨みます。

レパートリーの『過ぎゆく時の中で』は、東京・池袋で開催されている「SaLaD音楽祭」(2021年)のメインコンサートの演目として、東京都交響楽団との共演で初演しました。Noismの本拠地・新潟では初めての上演となります。
劇場版として、新たなキャスティングでお届けします。

設立21年目のシーズンを迎え、劇場専属舞踊団Noism Company Niigataはさらなる挑戦と進化を続けてまいります。
今この瞬間に集った舞踊家にこそ創り出すことができる舞台にご期待ください。

★特設ページ
https://noism.jp/noism0-noism1-enkan/

■公演概要

『Silentium』(2023)撮影:篠山紀信
Noism0新作『Suspended Garden』(仮)
演出振付:金森穣
音楽:トン・タッ・アン
映像:遠藤龍
衣裳:鷲尾華子
出演:Noism0=井関佐和子、山田勇気
ゲスト=宮河愛一郎、中川賢




『犬的人生』(2005)撮影:東浦一夫
Noism1新作『にんげんしかく』
演出振付:近藤良平
衣裳:アトリエ88%
出演:Noism1=
三好綾音、中尾洸太、庄島さくら、
庄島すみれ、坪田光、樋浦瞳、糸川祐希、
太田菜月、兼述育見、松永樹志(準メンバー)




『過ぎゆく時の中で』(2021)提供:SaLaD音楽祭2021
Noismレパートリー『過ぎゆく時の中で』
初演:2021.8.13
TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL 2021 [サラダ音楽祭]
演出振付:金森穣
音楽:John Adams《The Chairman Dances》
出演:Noism0、Noism1




■プロフィール
Noism Company Niigata(ノイズム・カンパニー・ニイガタ)
https://noism.jp/
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動する、日本初の公共劇場専属舞踊団。芸術総監督は金森穣。プロフェッショナル選抜メンバーによるNoism0(ノイズムゼロ)、プロフェッショナルカンパニーNoism1(ノイズムワン)、研修生カンパニーNoism2(ノイズムツー)の3つの集団があり、国内・世界各地からオーディションで選ばれた舞踊家が新潟に移住し、年間を通して活動。2004年の設立以来、りゅーとぴあで創った作品を国内外で上演し、新潟から世界に向けてグローバルに活動(国際活動部門)を展開するとともに、市民のためのオープンクラス、学校へのアウトリーチをはじめとした地域に根ざした活動(地域活動部門)を行っている。Noismの由来は「no-ism=無主義」。特定の主義を持たず、歴史上蓄積されてきた様々な身体知を用いて、あらゆるismを再検証することで、今この時代に新たな舞踊芸術を創造することを志している。

金森穣 Jo KANAMORI

撮影:篠山紀信
演出振付家、舞踊家。Noism Company Niigata芸術総監督。
17歳で単身渡欧、モーリス・ベジャール等に師事。ルードラ在学中から創作を始め、NDT2在籍中に20歳で演出振付家デビュー。10年間欧州の舞踊団で舞踊家、演出振付家として活躍したのち帰国。2004年4月、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館舞踊部門芸術監督に就任し、日本初の劇場専属舞踊団Noismを立ち上げる。サイトウ・キネン・フェスティバル松本での小澤征爾指揮によるオペラの演出振付を行う等、幅広く活動している。平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年度新潟日報文化賞、第60回毎日芸術賞ほか受賞歴多数。令和3年紫綬褒章。
https://jokanamori.com/



井関佐和子 Sawako ISEKI

撮影:松崎典樹
舞踊家。Noism Company Niigata国際活動部門芸術監督。
1978年高知県生まれ。3歳よりクラシックバレエを一の宮咲子に師事。16歳で渡欧。スイス・チューリッヒ国立バレエ学校を経て、ルードラ・ベジャール・ローザンヌにてモーリス・ベジャールらに師事。98年ネザーランド・ダンス・シアターII(オランダ)に入団、イリ・キリアン、オハッド・ナハリン、ポール・ライトフット等の作品を踊る。01年クルベルグ・バレエ(スウェーデン)に移籍、マッツ・エック、ヨハン・インガー等の作品を踊る。04年4月Noism結成メンバーとなり、金森穣作品においては常に主要なパートを務め、日本を代表する舞踊家のひとりとして、各方面から高い評価と注目を集めている。08年よりバレエミストレス、10年よりNoism副芸術監督を務める。22年9月よりNoism Company Niigata国際活動部門芸術監督。第38回ニムラ舞踊賞、令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。



近藤良平 Ryohei KONDO  

撮影:福山楡青
振付家・ダンサー。1996年にダンスカンパニー「コンドルズ」を旗揚げし、構成・振付・演出を手がける。世界約30ヵ国で公演を開催。NHK総合『サラリーマンNEO』振付出演、NHK連続テレビ小説『てっぱん』、NHK大河ドラマ『いだてん』振付などを担う。野田秀樹による演劇作品や映画、テレビCMなど、多方面で活躍。0歳児からの観客参加型公演「コンドルズの遊育計画」や障害者によるダンスチーム「ハンドルズ」公演など、ダンスを通じた社会貢献にも取り組む。多摩美術大学教授、東京大学、立教大学などでも講師を務める。第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞、第67回横浜文化賞、第42回ニムラ舞踊賞受賞。2022年より彩の国さいたま芸術劇場芸術監督。ペルー・チリ・アルゼンチン育ち。愛犬家。





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