お茶どころ静岡で3年に一度開催。 テーマは ”光輝燦然! #私のO-CHA和ワールド”

<開催趣旨、目的>
 日本人にとってお茶はどのような存在であろうか。一般的に日本の代表的なお茶どころが静岡県であることに異論の余地をはさむ者はいません。静岡県民にとって、お茶は緑茶であり、生活の一部である。その日本茶は、お茶農家の担い手の減少や社会情勢の変化により、生産量は年々減少し、静岡県においても例外ではなく厳しい競争にさらされています。一方、消費者の健康志向を受け、海外の日本茶の人気は高まり、欧米を中心に輸出は伸びています。

 このような状況の中、第9回世界お茶まつり実行委員会(会長=徳川 家広)は10月7日、来年9回目を迎える「世界お茶まつり2025」の第3回実行委員会を開催し、実施計画を発表しました。テーマは、”光輝燦然!#私のO-CHA和ワールド”。参加者各人が魅力を感じるお茶の世界「私のO-CHA和ールド」を探求するもので、燦然と輝く「私のO-CHA」の世界観を「#(ハッシュタグ)」により発信し、世界観を共有、共感した人たちのお茶の輪を広げます。


ロゴ・シンボルマーク

ポスター

開催目的は3つ。
若い世代への日本茶の関心の向上(Z世代に向けた提案)
「その瞬間でしかできない体験」の提供により、特にZ世代(10代半ばから20代の若者)にお茶の消費の習慣化を提案します。
日本茶好きな外国人の増加
海外への一層の販路拡大を求めて、欧米市場への展開を強化し、旅行者が帰国後も日本茶を楽しめる環境づくりに取り組みます。
日本茶が社会をより良くする新たな魅力の訴求
健康効果、脱炭素やSDGsを意識した取組等、美味しさや見た目とは異なる日本茶が社会に貢献できる新たな視点を発信します。

<開催内容>
「世界お茶まつり2025」は、年間を通じて日本茶の魅力を堪能していただくために、「春の祭典」と「秋の祭典」の二つのイベントで構成します。
《春の祭典》
 4月中旬、静岡茶市場での新茶初取引で静岡の新茶シーズンが幕を開けます。
 「春の祭典」は、その直後の2025年4月19日(土)、ふじのくに茶の都ミュージアム(静岡県島田市(https://tea-museum.jp/))で開幕式が開催され、2025年5月21日(水)までの33日間、静岡県全域及び首都圏、関西圏で繰り広げられます。
 「新茶フェア」と銘打ち、県内の約200のお茶関連施設、茶販売店、飲食店、宿泊施設等で、新茶や茶葉を使ったスイーツや料理を堪能できるほか、自分好みのお茶を選び上質な空間で飲む体験や、お茶摘みや手揉み茶づくり体験など茶産地ならではの特別な体験ができます。また、約200を超える首都圏のパートナー店舗と協力し、静岡茶を楽しむことができます。
 静岡県公式観光アプリ「TIPS」に登録し、デジタルスタンプラリーを活用して、関連する施設や店舗を周遊することもできます。
 その他、新茶の茶畑のサイクリング(中遠・志太榛原)や茶畑を散策するウォーキングのプログラムが用意されるほか、東京からのバスツアー、観光タクシー、静岡県内の鉄道といった車以外の交通手段を使って楽しむこともできます。

静岡茶市場

県内茶販売店

抹茶体験

《秋の祭典》
 「秋の祭典」は、2025年10月23日(木)から26日(日)の4日間、静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」で開催されます。静岡、日本、世界各地のお茶の試飲、購入できる「ワールドO-CHAマーケット」、こだわりの銘茶の飲み比べと来場者の投票により一番人気のお茶を特定するテイスティングフェスティバルのほか、お茶の最先端の研究内容に触れられるビジネスフォーラムの開催やプロジェクト展示など、盛りだくさんの内容です。
<新企画>
 また、「世界お茶まつり2025」の開催に先立ち、プレイベントとして10月中旬から「静岡茶の絶景フォトコンテスト」を開催しています。静岡県内で撮影した静岡茶のあなただけの特別な絶景を撮影して、投稿してみませんか。特別審査員は、「死ぬまでに生きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩さんが務めます。既成概念にとらわれない斬新な絶景の投稿を期待します。投稿作品の一部は、大阪・関西万博の静岡県出展ブースや秋の祭典の広報・展示に使用します。
URL: https://www.ocha-festival.jp/program/746
<参考>
「世界お茶まつり2025」
https://www.ocha-festival.jp/
◆ 目 的 世界に向けた日本茶の魅力の発信とお茶の需要の拡大
◆ 主 催 第9回世界お茶まつり実行委員会(事務局:静岡県お茶振興課)
◆ テーマ 光輝燦然!#私のO-CHA和ワールド
◆ 内 容


◆ 経 緯 2001年に第1回を開催。以後、3年に1回開催。
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