2.デスソースご飯
辛い物を食べるのも、汗をかく方法の1つ。
そこで2つ目の方法では、激辛調味料であるデスソースでご飯を炊きこんでみたいと思います。
そのあまりの”からさ”から、心臓発作で死者が出たことで有名なデスソース…。
今回は、日本で販売しているもので最もからい『サドン デスソース』を丸ごと一本炊飯器に入れます。
ちなみにこのデスソース、辛さを表すスコヴィル値は100,000スコヴィル(タバスコは2,000スコヴィル)。
「舌がぶっ壊れる」、腹がぶっ壊れる」という爆弾を食べない限り起こりえない噂が絶えないこの調味料で炊いたご飯はどうなるのでしょうか?
出来上がったのがこちらです。
これ。
なにこれ、溶岩? 溶岩をお茶碗に盛った料理? マントルの郷土料理?
炊飯器を開けた途端、催涙ガスのような刺激臭が部屋中に充満し、あわてて換気扇を回しましたが涙が止まりません。
というか、この時点で汗が噴き出しているのですが、食べないことには始まらないので、さっそく食べてみましょう。
それではいただきます。
パクッ
ブッホ。
あまりのからさに、ゴッホとバッハの掛け合わせみたいな声を出してしまいました。そして口からそのまま出ていくデスソースご飯。
からい。いや、からいっていうか痛い。これメチャクチャ痛い。爆弾だこれ。
口の中に熱した鉄球を押し込められたかのような、破壊力抜群のからさが口の中で爆発し、口の中全体が火傷したかのような激痛が走ります。
そして食べた瞬間にほとばしる汗、汗、汗。
運動をした時とはまた違う種類の汗が、滝のように流れ落ちます。身体の防衛機能もブッ壊れたようで、汗どころか涙や鼻水も止まりません。
そして、かなりの長時間をかけて、何とかデスソースご飯を完食。
口の周りの感覚がごっそりなくなりましたが、汗をかくことができたのでよしとしましょう。
さあそれでは、運動とからい物で汗をかきまくったところで、最後はこちらの方法で体から汗を絞り出してやろうと思います。
摂氏1500℃の極限の世界へご案内致しましょう。
※編集部注:ARuFaは特殊な訓練を受けています。みなさんは水分補給をしたほうがいいかと思われます。