映画『虹色デイズ』の完成披露試写会が30日、東京都内で行われ、主演する「GENERATIONS」の佐野玲於、俳優の中川大志、高杉真宙、横浜流星らが舞台あいさつに登壇した。
本作は、累計発行部数300万部を突破した同名の人気コミックが原作。少女漫画ながら主人公が男子高校生という斬新な設定で、4人の同級生が恋や友情に青春を懸ける群像模様が描かれる。
撮影は昨年10~11月に行われたが、佐野は「7月くらいからリハーサルや食事会などをしてすごく打ち解けられたので、クランクイン前には仲良くなっていた」と結束を強調した。だが、残る3人はそれ以前に共演経験があり、中川が「玲於はパフォーマーで、広いコンサート会場で踊っている人だから初めは緊張した。でも、めちゃくちゃ腰が低かったのでホッとした」と明かし、佐野を苦笑させた。
4人は「本気の告白」の演技を求められ、高杉は「俺が幸せにするので、付き合ってください」と正攻法の告白で、女性ファンの歓声を浴びた。佐野は「ずっと見てるよお」とオカルト調になり、客席からは「なし」の声も上がった。トリを務めた中川は、本作を見た後という設定をつくり「ほら、虹が出ているよ。見てごらん」と言った後に不意打ちのキスという一人芝居を披露し、周囲からの冷やかしにも満面の笑みを見せていた。
また、4人は宣伝用の巨大ボードにペンキで虹を描くセレモニーも行い、中川が「青春を詰め込んだので、ぜひ楽しんでほしい」と笑顔でファンに呼びかけた。
映画は、7月6日から全国ロードショー。
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