オリンパスイメージングは、広角26mmからの光学5倍ズームを搭載し、ハイビジョン動画撮影や3D撮影に対応するコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS VH-210」を、1月下旬に発売する。カラーは、オレンジ、レッド、ホワイト、パープル、グリーンの5色。価格はオープンで、実勢価格は1万4000円前後の見込み。
1400万画素CCDと、35mmフィルム判換算で26~130mm相当の光学5倍ズームレンズを搭載。デジタル4倍ズームと合わせて最大約20倍のシームレスズームに対応する。手ブレ補正には、ISO感度を高めることでシャッタースピードを速くして、手ブレと被写体ブレを低減する「DIS」を搭載する。また、AVI Motion JPEGで1280×720のハイビジョン動画撮影に対応。ムービー撮影専用ボタンを備える。
カメラを向けるだけで、29の撮影シーンを自動で見分ける「iAUTO」を搭載。夜景や逆光など、設定が難しいシーンもきれいに撮影できる。写真にさまざまな視覚効果を与える「マジックフィルター」は、「ポップ」「ピンホール」「フィッシュアイ」「スケッチ」「ウェディング」「ロック」「水彩」「クリスタル」「ミラー」の9種類を用意。「クリスタル」以外は、動画撮影でも利用できる。
シーンモードで「3Dフォト」を選択し、カメラの指示に従って操作することで、JPEGで3D画像の撮影に対応。撮影方法はオートとマニュアルの2種類で、付属の専用メガネで楽しめるアナグリフ方式の3D撮影「3DフォトRED & CYAN」もできる。3D対応テレビがなくても、カメラの背面モニタやテレビ、印刷で3D画像を鑑賞できる。
内蔵メモリは34.9MBで、SDXC/SDHC/SDカードスロットを搭載。Eye-Fiカードにも対応する。サイズは幅100.6×高さ60.3×奥行き20.5mmで、重さは138g。