左から、Metal(ベース)、Daishi(ギター)、Sarino(ボーカル)、Lida(ギター)、Dewey(ドラム)

アクションあり、お芝居ありの新感覚ヴィジュアル系ロックバンド「NINJAMAN JAPAN」。昨年、若干21歳のドラマーDeweyが加入して、現メンバーに。「新たなテーマソング」と意気込む新作『忍の戦士 ニンジャマン』がリリースされる彼らに直撃インタビュー!


――NINJAMAN JAPANは昨年Deweyさんが加入されて、現体制になったとのことですが。お芝居ありアクションありのヴィジュアル系バンドという特殊な形態はどういった経緯で思いついたんですか?

Sarino:僕とベースのMetalさんが集まって「なにか面白いことをやりたいね」というところからギターのLidaさんを誘って発展していったんですけども。

基本的なコンセプトとしては、アクション、お芝居、ロック。この3つと、なおかつ戦隊ヒーローっぽいことをしたくて。なんにせよ、音楽だけではなくひとつのエンターテイメントとして、お客さんを楽しませる、喜ばせることができたらいいなというところから始まっています。

Metal:元はといえば僕の酔った勢いです(笑)。

一同:(爆笑)

Metal:昔からミュージシャンに憧れがあったんですよ。元々ウチの劇団(劇団☆新感線)も、ヘビーメタルやハードロックを使うし、僕も劇中でベースを弾くこともあったので。劇団以外で音楽活動したいなと常日頃思っていたんです。

自分の別プロジェクトでもヴィジュアル系バンドの人たちと関わることが増えて、人脈も出来たところで、バンドをやってみたいと思うようになって。それで、Sarinoと大島さん(大島暁美/現プロデューサー)と飲んでる時に電話でLidaを呼び出して、「バンドやらへん?」と。

Lida:めっちゃ怖かったです(笑)。電話かかってくるはずの無い人から電話がかかってくるという。

Metal:それ以前にPsycho le Cemuの曲を使ってお芝居を演ることもあって。その時もイイ曲だなと思ってて。既存の楽曲を使うのは色々手間がかかるので、じゃあその曲を作ってる奴とバンド組めばいいじゃん! という。安直な近道です(笑)。