株式会社トーハン(東京都新宿区 代表取締役社長・川上浩明)は、小型書店の開業をサポートするサービス『HONYAL』(ホンヤル)を2024年10月17日よりスタートし、このほど初の導入事例となる『はれっぱえほん館』が12月20日にオープンいたしました。
発表のポイント
- 「HONYAL」ご利用による、全国初の開店事例。
- 既存の町立施設を一部改装、ファミリー客を想定し絵本(約1,000冊)を展示販売。
- 施設運営は、運営事業者である民間企業「株式会社オカモト」が担当。
- 南幌町は『はれっぱえほん館』のオープンにより、“無書店自治体(※)”から脱却。※一般財団法人出版文化産業振興財団調べ
『はれっぱえほん館』について
- 所在地 〒069-0234 北海道空知郡南幌町美園3丁目1 南幌中央公園内
子ども室内遊戯施設『はれっぱ』館内 MINAすまいるゾーン
- 営業時間 10:00~18:00
- 定休日 第3月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、12月30日~1月3日
- 備考 営業時間・定休日は『はれっぱ』に準じます。
『はれっぱえほん館』のある「MINAすまいるゾーン」は入店無料です。
絵本のご購入(現金・キャッシュレス)は、フロア中央の受付カウンターにて。
- ウェブサイト https://okamotopbc.jp/hareppa/
『はれっぱえほん館』オープンの経緯
- 子ども室内遊戯施設『はれっぱ』は、子育て世代の支援に力を入れる南幌町が2023年5月に開設した新しい施設で、オープン後の一年間で目標の12万人を大きく超える21万人以上が来館した人気スポットです。
- 一方、南幌町ではここ10年ほど書店がない状態が続いており、書店誘致を希望する住民の声も上がるようになっていたとのことです。
- 運営事業者として『はれっぱ』の運営にあたる株式会社オカモト様は、別の地域で書店を経営されている関係でトーハンとのお取引があり、このような無書店エリアにおける公共施設内での小型書店の可能性について、お互いに課題認識を共有しておりました。
- そうした中、トーハンは小型書店の開業をサポートするHONYALのサービスを開発し、10月17日のサービス開始時にオカモト様へ導入をご提案いたしました。その結果、『はれっぱ』を保有する南幌町も含めて順調に合意形成が進められ、全国で初のHONYAL導入事例として、12月20日に『はれっぱえほん館』がオープンを迎える運びとなりました。
- 開店時の絵本の品揃えは、店舗スタッフ様のセレクトを元にトーハンからの在庫提案を組み合わせ、ロングセラーから最新話題作まで、およそ1,000冊を取り揃えました。
今後の展望について
- 『はれっぱえほん館』の運営を担当する株式会社オカモト様は、グループ全体で47都道府県700店舗以上の拠点において多角的に事業を展開しておられます。
- 事業分野の一つに、スポーツ関連施設や生涯学習センターなど公共施設の運営があり、『はれっぱ』をはじめ全国64施設の整備・運用事業に携わっておられます。
- 今回の『はれっぱえほん館』のオープンを受け、他の事業拠点においても「HONYAL」による小型書店の出店を検討し、オカモト様とトーハンは「本と人とのタッチポイント創出」に向け連携を深めてまいります。
- 今後トーハンといたしましては、オカモト様のような企業ならびに地方自治体、また個人事業として書店開業を希望される方々に向けて、HONYALのご利用を広くご提案し、全国各地で個性豊かな書店の開店に繋げてまいります。
『はれっぱ』運営会社について
- 社名 株式会社オカモト
- 所在地 〒080-0804 北海道帯広市東4条南10丁目2番地
- 代表者 代表取締役 岡本謙一氏
- 設立 1971年7月3日
- グループ 株式会社オカモトホールディングス
ウェブサイト https://www.okamoto-group.co.jp/jp/
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