東京ディズニーランドのグランドオープンから30年以上も、ほぼその姿を保ってきた、ジャングルクルーズ。細かなこだわりの物語や、雑学が、たくさん存在します。2014年9月8日のリニューアル・オープンをより一層楽しむために、おさらいしておきましょう。
1.「ジャングルクルーズ」は偶然の産物?元々は船を使った貿易会社だった!
ゲストを乗せてジャングルを探検するこちらのアトラクションですが、この探検会社は「JUNGLE NAVIGATION CO.LTD」という名前で1922年に設立されました。この会社名はアトラクション入り口にある一番高い建物の脇に薄く書かれています。
実はこの会社、最初からジャングル探検会社だったのではなく、元々は「貿易会社」だったのです。ゲストの皆さんが乗るこのドックも元々はそのためのもの。ところがある日、急に河の流れが変わってしまい、大きな船が入れなくなってしまったのです。そこでこの会社のオーナーはジャングル探検の会社に変えてしまったという物語があるのです。
また、この建物は「ジャングルクルーズ」と「ウエスタンリバー鉄道」の兼用で、ひとつの建物を共有しています。これはこの2つのアトラクションを所有しているのが、同じ会社だからなのです。
また、このウエスタンリバー鉄道の乗り場前には階段がありますが、その左脇の壁には「サファリ・トレーディング・カンパニー」と書かれた看板があります。
この名前、聞いた事のある方も多いと思いますが、これはジャングルクルーズの近くにある、実在するショップの名前です。この看板には、「めったに手に入らない珍しい宝物がたくさん」と書かれています。その看板の通り、実際のショップでも本物の化石等の珍しいものが売られています。