ノスタルジックな昭和レトロが楽しめる青梅の街

実物車両のほかにも、屋外に展示された踏切を実際に操作できたり、ミニSL弁慶号に乗れたりも。併設された記念館には模型鉄道パノラマや特急ヘッドマークの展示、そして各種の大型精密鉄道車両模型があったりと盛りだくさん。

個人的に好きなのは展望台で、青梅の自然をのんびり一望できます。これだけ楽しめて、小学生以上の入場料100円はお得すぎる!

青梅の町は、今昭和レトロテイストを押し出しています。青梅駅に到着してから、昔風の待合室やレトロな映画の看板が目につきます。街中にも映画看板がチラホラ。

そして「天才バカボン」や「おそ松くん」で昭和を代表するギャグマンガ王、赤塚不二夫先生の博物館「青梅赤塚不二夫会館」もあったりと、昭和生まれのパパ・ママも童心に帰れるノスタルジックな街なのです。

3 東京都日野市 『京王れーるランド』

あれこれ悩んでしまうほど多彩なエリア!  イラスト:Chacco

イチ押しポイント

多摩動物公園駅周辺は、一日中楽しめる注目エリア!

京王線の実車がずらり。運転シミュレーターもミニトレインも、京王バスまで!

さらにはアスレチックも、プラレールゾーンもある複合スポット。

大型レジャーランドに負けない!? 多摩に注目エリア誕生

今回最後におススメしたいのが、京王動物園線・多摩都市モノレールの多摩動物公園駅そばにある「京王れーるランド」。

おススメポイントは、何と言っても立地。「多摩動物公園駅」周辺は、「キッズパークたまどう」と呼ばれる最近注目のエリアなんです。

駅名にもなっている大型動物園「多摩動物公園」、そして今回ご紹介する「京王れーるランド」、さらに2018年4月にオープンしたプレイゾーン「京王あそびの森 HUGHUG」と、3つのスポットが隣接しています。

大型レジャーランドに引けを取らない豪華さで、動物好きの子も、乗り物好きの子も、アスレチック好きの子も楽しめる、バラエティに富んだエリアと言えるでしょう。全部楽しむなら、間違いなく一日では回り切れません!

懐が深すぎる!乗り物博物館めぐりは最高のお楽しみ

京王れーるランド自体も、かなり懐の深いスポットです。車両展示では、往年の名車がずらり。特に京王線と井の頭線が横並びになっているのは、なかなかレアな光景でしょう。

車両展示ゾーンにはミニトレインが走っていたり、屋内展示では、定番の運転シミュレーターや車掌体験、ジオラマ模型も展示されています。

さらには京王バスも展示されています。好きなだけ乗り降りしたり、降車ボタンを押してみたり…。2Fには、プラレールで遊べるスペースや、子どもたちが電車目線で遊びまわれるアスレチックスペースまであるという多彩さです。

子ども連れでヘトヘトな大人たちにとっては、飲食自由の休憩スポットが整備されているのもうれしいポイントでしょう。

東京は鉄道パラダイス?まだまだ楽しいスポットがいっぱい!

今回ご紹介した以外にも、神奈川県川崎市にある東急電鉄の「電車とバスの博物館」(通称でんバス)や東京都墨田区にある東武鉄道の「東武博物館」など、私鉄運営の博物館がいくつかあります。ニュースによれば、2021年には、小田急電鉄が神奈川県海老名市に「ロマンスカーミュージアム」を開館予定とか。

さらに、葛飾区の「新宿交通公園」や府中市の「交通遊園」など、東京周辺にはいろいろな鉄道スポット・乗り物スポットがいっぱい。今回ご紹介出来なかったスポットも、いつかまたご紹介できれば!