近年増加傾向にある「過敏性超症候群」
この状態が、慢性的に続いてしまったケースが近年増加傾向にある「過敏性超症候群」。特徴は、精密検査をしても、身体的にはまったく異常が見当たらないのに、下痢や便秘といった不快な症状が1ヶ月以上も続くことです。
治療としては、習慣や食生活、心理的な治療を組み合わせた、総合的な対処が必要になります。最近では内服薬などもありますが、大切なのは一人ひとりの事情を鑑みた総合的なケア。その中でも特に重視されているのが、心理的ストレスを和らげること。趣味や運動などを通して、日常の中でこまめに気分転換するようにしましょう。
過敏性腸症候群と似たような症状は、他の病気でも現れます。下痢や便秘が続く、という人はまずは精密検査を行いましょう。自己診断はせず、医師の診断のもと適切なケアを行ってください。
関連記事