2軒目、福運閣 坂元紫峰(しほう)先生
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手相の見方:利き手の左手が現在、右手が生まれ持ったもの
今年オープンしたこともあり、タイムサービスの500円で鑑定中だった福運閣。店先の椅子に座ると、「利き手はどちらですか?」の質問から始まった。
「どちらかというと左です(両利きに近いため)」と答えると、「刺激の多い利き手の左手が現状で、右手が生れ持ったものを表します」と伊藤先生とは逆の見方。
「頭脳線が交差していますね。優秀だが、人の言うことは聞かないね」とずばり。人の助言などをあまり真に受けず、結局自分で決めてしまう自分を見透かされたようで、少々申し訳ない気持ちになるのであった。
続いて、「ロマンチックな妄想家。映画、音楽、文学などに向いている。行動的、開放的、おおらかで性格はやさしい。人にウケがよく人気線がある。正義感が強い」とのこと。
「自分の実力だけではなく、まわりの人に助けられ、地位を築いてきた」と指摘。努力で道を開いてきたという伊藤先生とは、左右が異なるので、逆の見方になるようだ。
人に助けてもらいながら、自分なりに道を開いてきた自覚もあるので、これは判断が難しいところ。
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ここで生年月日を聞かれ、答えると「九星気学でいうと八白土星(はっぱくどせい)。不器用だけど実直でがんこ。身近な家族や自分が大切にしたい存在はとても大事にして尽くす。面倒見が非常に良い」と心当たりのある、新たな要素をプラス。
同行していたはまれぽ編集部・宮城にも生年月日を聞く、先生。
「あなたは受け身で気が弱い、気が小さいね。大地や母親を意味する、母性的な二黒土星(じこくどせい)。一緒にいると安心するような存在で、女性なら良妻賢母になる」との鑑定。
これは・・・! 気使いや振る舞いが女性のようにやさしい宮城。周囲から「オネェ」とからかわれていることを見抜かれたようだった。
「今年の2月から運気が上がり、さらに来年はよくなりますよ」の言葉に安心する宮城だった。
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坂元先生は九星気学も頭に入れて話すという。先のことや具体的な相談の結論を出すときは、「宿曜占星術(すくようせんせいじゅつ)」や易学(別料金)なども用いるそうだ。
「特に道に迷っている若い人達の手助けができれば」と先生。「手相は、努力と巡り合わせと環境の変化で変わります」の言葉が印象に残った。
3軒目、華陽園 仁☆晴雲先生
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手相の見方:左手が右脳、右手が左脳を表す。
「左手で性格や感情、右手で理論的なこと、仕事などを診ます」と新しい診断の仕方。最初に生年月日も聞かれ、運気の波を表で説明してくれた。
性格や本質については、先の2軒とほぼ同じ内容だが、さらなる鑑定が。
「直感が強く、小さいころから、人とちょっと違う能力に長けていたり、価値観が人と違い、まわりから変わった子と思われているようですね。それと、飲み会などで騒いでいても、2階から周りを客観的に見渡して分析しているようなところもありますね」と図星の言葉(これはお酒が飲めないため、自分だけは冷静でいなくては、との思いもあるのだが)。
「結婚はしているのかもしれませんが、24歳、26歳ごろがよかったでしょうね。パートナーに恵まれ、この辺りで運が上向きに」と言われ、すかさず「24歳で結婚しました!」と返す。良い選択だったのだと安堵したのであった。
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運気の波も説明する仁先生。「空亡(くうぼう)」と呼ばれる時期は要注意と話す。
「でも、運気が落ちるといっても、気を落とす必要はありません、天気も人生も晴れの日ばかりではないですからね。雨の日は室内で楽しもうというような心掛けでいいんです。この期間は、仕事をするときに二重の確認をしたり、無理をせず、ゆったり過ごそうと頭の隅に置いてくださいね」との助言。肝に銘じて、お礼を言って店を出た。