#魔の2才おめでとう ©レゴジャパン

何がそんなにイヤなんだろうね。

親でも理解不能な我が子のイヤイヤ期。

床にゴロリとしたり、ご飯も食べたくないし、やる! と言ってきかないし…とにかくなーんかイヤ!そんな1歳半から3歳頃まで、子どもたちが通る期間が「イヤイヤ期」ですよね。

これも成長。わかっちゃいるけど、親は泣きたい…。

「魔の2才」「イヤイヤ期」とは子どもにとってどんな時期なの?

玉川大学教育学部乳幼児発達学 教授の大豆生田啓友先生 ©レゴジャパン

幼児の発達に詳しい玉川大学教育学部乳幼児発達学 教授の大豆生田啓友先生によると、イヤイヤ期は、遊んでいて、「帰ろう」というと「イヤ」、「じゃあ、まだここにいるの?」と聞くと「イヤ」と、親の側からすると、子どもの要求に応じて説明しても、すべてにイヤと言われ、まったく言葉が通じず、意味がわからないので、とても大変さを感じます。

親自身も感情的になってしまったり、私の関わり方が悪いのではないかと自分を責めるなど、心も体も疲れがちになることが多い時期です。

子どもにとっては、簡潔に言うと、自己主張の始まりの時期と言えます。つまり、イヤイヤは自分を意識し始める、成長の証でもあるのです。

ただ、言葉でうまく説明できなかったり、うまくできないことも多いので、思い通りにならないことが多いのです。

また、最近の脳科学では、感情などをコントロールする脳の前頭前野が発達途上で、気持ちの抑制が難しい時期だとも言われます。「幼児の反抗期」とも言われますが、けっして、親に反抗しているわけではないのです。

このイヤイヤ期で、自己主張をし、それが受けとめられる経験などを通して、次第に自分の気持ちをコントロールできるようになってきます。親からすると、この終わりの見えない辛いトンネルがいつまで続くのかと不安になりますが、必ず出口があるのです。

その時期はとても大変でも、大人から丁寧に関わられることで、人が生きていく上で大切な自己抑制や、自尊感情などが育つのだといいます。

イヤイヤ期をお祝いに替える!?

©レゴジャパン

そんな子どもも大人も「イヤイヤ~」になってしまうこの時期を、レゴがお祝いに替えるという新しい提案、キャンペーンをしています。

レゴ®ブロックの中でも1.5才からを対象とするシリーズ<レゴ®デュプロ>は、親が負担に感じることも多いこの 「イヤイヤ期」 について、その正体が 「子どもの脳・自意識の成長」 であるという事実に着目し、むしろこれを 「お祝い」 してみようというアイデア。

実際に自らも子どもを持つ担当者の方々が中心となり、この大変な時期の親子をみんなで応援したいという想いから企画されたのだそう。

親としては混乱することも多い時期ですが、子どもにとっては脳・自意識の成長期。

レゴ®デュプロはまさにその時期の子どもたちを対象とした、創造力を自由に育む玩具であることに着目し、 「イヤイヤ期」 として敬遠しがちなこの時期を 「クリエイティビティを育むチャンス」 としてポジティブに捉えることができないかと考え、ほほえましいムービーとあわせて「#魔の2才おめでとう」を公開するに至ったといいます。

レゴは、ムービーの公開とともに、この成長を一緒にお祝いする保育園を10園募集しており、7月4日〜7月31日の間、レゴ ジャパン公式ツイッターアカウント(@LEGO_Group_JP)をフォローの上、「#魔の2才おめでとう」「#保育園」の2つのハッシュタグをつけ、ツイートすると、当選した園には、レゴ®デュプロ2018年発売全新商品22種類が届けられます。