つきあってほしい……いつ言うべき?

実際に会ってみたら、ネットで交流する以上に素敵な人だった。おつきあいしたい。
でも、リアルで会うのは初めてなわけですから、デートの後に「つきあってほしい」というのは悩んでしまう……そう思う方も多いかもしれません。

「デートの後、ネットで告白しよう」と考える方も多いかもしれません。
あくまで一般的な話ですが、もし告白するなら、デートの後に、直接自分の言葉で伝えるほうが成功する確率は高いと思います。

 

自分の肉声は、文字の告白よりも相手の心に訴える

その理由ですが、文字で伝える告白の言葉と、実際に声で伝える自分の言葉は伝わり方が違います。あなたの表情や、声というように、思いが伝わる要素が文字以上にたくさんあります。文字以上に、あなたの思いがこもった要素が、相手の心に響くことも珍しくありません。

特に、思いがこもった声は、少なからず相手の心に響きます。告白とは言えないようなつたない思いの伝え方であっても、おつきあいが始まることも珍しくないと思います。

もし、その場でおつきあいをしてほしいと告白することが難しいなら、ネットで「また会ってほしい」と伝えてみるのもよいでしょう。

すでに近づいた心はすぐには離れません。次回会うときは、ごく自然な流れで、恋人として過ごせる時間のはじまりになる可能性が高いと思います。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ