<横浜のココがキニナル!>
ドラえもんが、川崎市特別住民になったのはなぜ?藤子先生の出身地である富山県や、作品の舞台になった東京都練馬区なら不自然ではないと思いますが(彩雲さんのキニナル)

 ※本記事は2014年3月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

 

人生で必要な知恵はすべて“ドラえもん”で学んだ

ドラえもんは川崎市特別住民! ハマっ子とはお隣さん同士だ

ドラえもん。空想の素晴らしさ、まだ見ぬ輝く未来を見せてくれて、宇宙の不思議や歴史のすごさを見せてくれた漫画。

いじめられっ子ののび太くんを通して世間の不条理や、仕組みをも教えてくれる教科書のような、あるいは哲学書のような作品なのだと、筆者は思っている。

そんなドラえもん。実は川崎市特別住民。
どうして? 確か作品の舞台は東京都練馬区のはず(※ドラえもん・コミックス第15巻『不幸の手紙同好会』にその記述がある)。

特別住民とは、地方自治体が、その地方自治体の運動などに貢献した人物や物などに対して贈るものである。

舞台とされる「練馬区」と、藤子先生の生まれ故郷である富山県はどう思っているんだろう?
「練馬区役所」と富山県の「高岡市役所」に電話で問い合わせをしてみると・・・。双方ともに「特に何も思ってはおりません」という解答をいただいた。

それでは川崎市はなぜ、ドラえもんに特別住民票を贈ったのだろう? 特別住民に選出された理由と、その経緯を聞いてみよう。

 
藤子キャラクターいっぱいの室内。楽しそう♪

訪れたのは、レトロな庁舎の川崎市役所。本庁舎東館3階、市民文化室。すでにドラえもんの姿が・・・

 

ここで、市民文化室 文化活動支援担当 課長の中山健一氏にお話を伺うことができた。