<横浜のココがキニナル!>
「さがみロボット産業特区」ってどういうもので、なぜこの地域が選ばれたの?この特区指定のメリットは?(こさくさん、狐猫さん)
※本記事は2014年11月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。
「さがみロボット産業特区」とは?
いつ発生するかも分からない自然災害や急速に進む高齢化に伴う医療・介護の担い手不足問題など、現代社会には多くの課題がある。そして、これらの諸問題に対応し、解決するためには、人間の力だけでは行き届かないケースが生じることが多々ある。
「県民のいのちを守るロボット」を作る。
これこそが、「さがみロボット産業特区」に期待される役割だ。
「さがみロボット産業特区」の概要
政府は2013(平成25)年2月15日、地域活性化総合特別地域制度を活用し、神奈川県内の9市2町(厚木市、綾瀬市、伊勢原市、海老名市、座間市、相模原市、茅ヶ崎市、平塚市、藤沢市、愛川町、寒川町)を生活支援ロボットの実用化・普及を進めるための拠点となる「さがみロボット産業特区」に認定した。
では、具体的に「さがみロボット産業特区」とはなにか。特区に認定されるメリットは何か。特区認定から1年半以上経過した現在は、どのような取り組みがなされているのか。また、今後の取り組みは?
さまざまな疑問について、神奈川県産業労働局産業・観光産業振興課さがみロボット産業特区グループの渡部力グループリーダー(以下、GL)に聞いた。
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