<横浜のココがキニナル!>
昔、ハマトラっていうのが流行ったと思いますが、当時の様子や夢中になった女子のお話とか聞きたいです。どれくらいにぎわったのか知りたいです。(いまいさんのキニナル)
※本記事は2014年11月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。
ライターになる前、会社員だったが年の瀬に失業。某洋服のショップに一時的に勤務していた過去がある松宮(筆者)。なので「ファッションは大好き」。もちろん“ハマトラ”にも興味津々なのだが、詳しいことは分からない。
そこで調べてみると、ハマトラは「横浜トラディショナルの和製英語」らしい。神戸発の「ニュートラ(トラッドと海外ブランドを合わせるコーディネート)」に対し、「ハマトラ」は「横浜発のファッション」というスタイルだ。
1970年代後半から80年代前半にかけて流行したファッションでモデルは「フェリス女子大」だと言われている。
『日本のファッション(城一夫・渡辺直樹)』はファッションの歴史が書かれており、おもしろい!
『サブカルチャー社会学(仲川秀樹)』
『サブカルチャー社会学(仲川秀樹)』によると、「ハマトラは女性誌JJにより広まった」とある。そこでJJを発行している光文社に問い合わせてみるが、当時を知る者がいないので「お答えできない」とのこと。
ポロシャツにトレーナー、ミニスカートの“カジュアルなハマトラ”
ハマトラファッション2:のトレーナー+巻きスカート+キタムラのバッグ
当時は“フクゾーの服・ミハマの靴・キタムラのバッグ”が三種の神器だったようだ。そこで「フクゾー洋品店(以下、フクゾー)」に問い合わせると、取材OK。早速元町商店街に店を構える「フクゾー」へ!
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