『Mr.インクレディブル』で、長編デビュー!

とにかく格好良く、聴いただけでスパイアクション風味を存分に感じさせてくれる、『Mr.インクレディブル』の音楽。

少しレトロな曲調も相まって、古き良きスパイ映画の雰囲気を彷彿とさせる節もあります。

印象的であり、畳みかけるようなモチーフの連続、バシッと決まるテーマソングの格好良さは、ジアッチーノの代表作と言っても過言ではないでしょう。

ピクサーでは、続く『レミーのおいしいレストラン』も手がけ、アニー賞 音楽賞(映画)を受賞。

高い評価を受け、アカデミー賞作曲賞にもノミネート。

そしてついに、『カールじいさんの空飛ぶ家』で、初のアカデミー賞作曲賞を受賞!

以後、多数のピクサー作品で、大活躍して行くことになります。

ピクサー作品を彩る、名曲の数々

上記の3作品で実力を不動のものにし、多くのピクサー作品を、音楽で彩っていきます。

『カーズ2』では、映画『007』シリーズを思い起こさせる、上質なスパイ映画風。

『インサイド・ヘッド』でも、巧みな音使いで、様々な感情が揺れ動くライリーの頭の中を、見事に表現しています。

また、『トイ・ストーリー3』同時上映の短編『デイ&ナイト』や、大ヒット映画『リメンバー・ミー』でもスコアを担当。

そして劇場用長編映画デビューより14年、『インクレディブル・ファミリー』で、再び続編を担当する事になるのです!

最強にパワーアップして帰ってきた、見事な楽曲たち

おなじみのテーマ曲や素晴らしいスコアに加え、今回はMr.インクレディブル、イラスティガール、フロゾン3人のテーマソングも制作されています。

これがもう、3曲とも格好良いのなんの。

『インクレディブル・ファミリー』を鑑賞してからと言うもの、気づけばつい口ずさんでしまうほど、キャッチ―で耳に残ります。

王道のヒーロー系テーマソング風味や、ソウルミュージック風など、それぞれのヒーローの良さを上手く表した、本当に格好良い仕上がりになっています。

是非、劇場や、好評発売中のサウンドトラックで、フルバージョンを聴いてみて下さいね。

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