夫と親友への復讐劇『私の夫と結婚して』
ステージ4の胃がんを患う余命わずかなカン・ジウォン(パク・ミニョン)は、夫のパク・ミンファン(イ・イギョン)と、世界中を敵に回しても自分の味方だと信じていた親友チョン・スミン(ソン・ハユン)の不倫現場を目撃。大ショックを受けたジウォンは、さらに衝撃的な出来事に遭うのだった。
ジウォンが目を覚ますと、2013年の会社にいた。目の前には、優しく微笑むミンファンの姿があり、混乱するジウォンを上司のユ・ジヒョク(ナ・イヌ)がなだめる。なんと過去にタイムスリップし、2度目の人生を生きることになったジウォン。今度こそ自分の人生を生きようと決意したジウォンは、ジヒョクに助けられながら、夫と親友に復讐して運命を変えるために立ち上がる。
日本の人気ドラマ『コンフィデンスマン JP』シリーズを韓国版としてリメイクした『コンフィデンスマンKR』が注目を浴びている、韓国ドラマの“ラブコメの女王”パク・ミニョン。下劣な夫と親友に仕返すこのロマンス復讐劇『私の夫と結婚して』(2024年)は、ドラマの原作となった同名ウェブ小説をもとに、小芝風花と佐藤健のダブル主演による同名のAmazon Original日本ドラマが今年配信されたのも記憶に新しい。
夫のミンファンは密かにジウォンに保険金をかけるクズ男で、妻の親友スミンはジウォンより優位に立つために優しいふりをする人でなし。対立するような考えのないまま“仲良し3人組”として過ごすなか、2人が親密な関係になっていると気づかないまま、騙され続けるお人好しのジウォンだが、2度目の人生でどのようにスミンたちを捌いていくのか。悪縁の結末がどうなるのか、その目で確認しよう。
初恋相手と年下女子の対立『梨泰院クラス』
高校三年生のパク・セロイ(パク・ソジュン)は、飲食業界のトップの大企業・長家(チャンガ)グループに務める父親の転勤にともない、田舎町へ。転校当日、同級生のいじめ現場を目撃したセロイ。正義感が強く理不尽な暴力が許せないセロイは、チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)を殴ってしまうが、彼は長家グループ会長の息子だった。会長から土下座で謝罪することを要求され拒否するセロイは退学、父親まで辞職となり、グンウォンの起こした交通事故で父親を失う。
怒り心頭のセロイはグンウォンに暴行し刑務所へ。しかし、再起を目指し、出所後セロイはソウルの梨泰院に居酒屋「タンバム」を開店。店には、ソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)でIQ162の人気インフルエンサー、チョ・イソ(キム・ダミ)などが集まる。イソは、セロイの初恋の相手で長家グループに就職したオ・スア(クォン・ナラ)と、セロイを巡って度々ぶつかることとなる。
最新作『ギョンドを待ちながら』(2025年12月配信予定)が控える、売れっ子俳優パク・ソジュン。日本の韓国ドラマ好きには“ラブコメの神”として知られる彼の名を一般層まで一気に知らしめた本作は、竹内涼真主演の日本オリジナル版『六本木クラス』(2022年)を生み出すほどの人気を獲得したことは周知の通りだろう。
セロイは何度も壮絶な出来事に巻き込まれるが、何事にも屈せず、会長親子に復讐していく姿が痛快。仲間たちとの絆や成長、復讐が醍醐味となるストーリーながら、セロイをそばで支えるイソと、店としては敵同士となったが彼を見守るスアの、どちらも引かない姿勢も見もの。初恋相手と年下女子が対立するヒューマンサクセスストーリー『梨泰院クラス』(2020年)。イソとスアの愛の表し方を見て、その違いがどのような結果になるか、味わってほしい。
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今回は、ミステリーロマンスから復讐劇まで、さまざまなジャンルの韓国ドラマをお届けしました。そのなかでも、タイプの違う女性同士が恋のバトルを繰り広げる作品をクローズアップ。気になるキャストや興味を持ったストーリーなど、あなたの心を動かすドラマをぜひ見つけてくださいね!

































