ついさっきまでここにネモ船長が……! 机の上には吸いかけの葉巻が
続いて一行は、洞窟奥にある発光生物が入ったガラスケースに到着。
地底世界は、潜れば潜るほど気圧が上がっていきます。そんな中、このガラスケースは気密構造になっていて、中の夜行生物を研究するために、内部の気圧は地底世界と同じ気圧に保たれているのです。
中にいるのは研究中の発光虫で、羽が生えて飛べる様になっています。助手たちはこの貴重な発光虫にダメージを与えない様に細心の注意を払って作業を行っているのです。
ガラスケースの奥にあるのは備え付けの手袋。この手袋で慎重に研究をしているのですね。
続いてもう一つの部屋へ。この作業場には採掘道具や参考資料が置かれていますが、かなり厳重な鉄網の作りをしています。
いつ火山活動が発生しても大丈夫な様に、頑丈に作ってあるのです。
机の上にはなにやら、吸いかけの葉巻と灰皿が置かれています。
実はこのミステリアスアイランドで葉巻を吸うのはネモ船長ただ1人。
……と、言う事は、どうやらつい先程まで、ネモ船長はここにいたようです。助手は「会えなくて非常に残念です。」ととても残念がります。
研究は大空へ。意外に知られていないネモ船長の飛行船の発着場がある
ネモ船長は地底探検だけでなく、潜水艇を使っての海底探検も手がけていました。
そんな中、船長は今度は「空」の探検も予定しているのです。机の1番端の方には「鳥のような模型」の上に気球の様な形のものがついているもの見る事ができます。
実は、これ、ネモ船長が現在研究している飛行船の模型なのです。地底や海底だけでなく、ネモ船長は幅広くその研究分野を広げているのですね。
船長はこの研究にはかなりの自信を持っており、実はミステリアスアイランドの中にその飛行船の発着場が既に作られているのです。
アトラクションの外、カルデラの中に、緑のアーチ状の橋がある場所があります(ギョウザドックを売っている、「リフレッシュメントステーション」の山側、上にある橋)。
この下付近には大きな「N」のマークが書いており、ここが発着場となっているのです。
…実はこの発着場、既にいくつかの発着の跡が付いており、すでに研究が進んでいる事がわかります。普段は気にならない場所ですが、次回はぜひこの地面もよく見てみてください。