パクチー嫌いが「生パクチー」にチャレンジ、結果は?

意外といける? 生パクチーはパセリっぽい味わい。

パクチーの独特な香りが苦手、とのことだったが、意外にも生のパクチーにそれほどの嫌悪感はなかったようだ。それでも「今日は、一生分のパクチー食べた…」と呟いていた。(こうやって少しずつ馴染んでいくはず…!)

○パクチー嫌いライターより一言:
イベント後は身体からパクチーの香りが・・・。ちなみに一番食べやすかったのは『ペンネパラビアータ』。濃厚なトマトと、唐辛子の絡みで、パクチー独特の匂いが気にならなかった。むしろバジルのような爽やかさすら感じました。

日本では、パクチーの葉か茎しか食べないが、本来は、葉、茎、根、種、花と全部食べられ、それぞれに違った味わいがあるのだとか。

佐谷さんによると、パクチーを育てると1mもの大きさになり、その茎はものすごく固くなるそうだ。その固くなった茎の表面の皮をむいて中身を食べると、絶品なのだそう。さらには赤ワインにパクチーの花を浮かべる方法もおススメしてくれた。どちらもパクチーを育てていないと手に入れるのは難しいが、ぜひ試してみたい!

パクチー料理のあるところにビールあり。本日、ヒューガルデンがパクチーメニューに載っていた。

 

どのメニューもビールにぴったり。
 

実は、ヒューガルデンには、コリアンダーが入っている。コリアンダーとは、英語名のパクチーのことなのだそう。海外のビールには、コリアンダーを使っていることが多いようだ。パクチー嫌いと言っても、ビール好きならば知らないうちにパクチーを摂取しているのである。

原材料にコリアンダーと記載。独特のパクチー香はまったくない。

コリアンダーはカレーに使う香辛料としても知られている。つまりカレー好きは、すでに喜んでパクチーを食べているのだ。

そう考えると、「パクチー嫌いはいない」という佐谷さんの言葉が、真実に思えてくる。パクチーは姿形を変え、我々の食生活にジワジワと馴染んできている。

 

鮮度がよく青々としたパクチー。香りが鮮烈。

本日のイベント用に用意されたパクチーを見せていただいた。かなり大きめのステンレスバットに山盛りでふたつ。それでも、1時間ほどで売り切れメニューがでるほどの盛況ぶりだった。

 

パクチー入りのお茶(パクティー)。前売り券を購入された方へのお土産。

パクチーの根っこから作ったプーアル茶、そしてパクチーの種から作ったキーマン紅茶。パクチーは捨てるところがない!と佐谷氏が力説するのもうなずける。