BIGBANG 
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本日一組目のユニットのラップ担当ふたりが安定感のある『ポキガヨ(KNOCK OUT)』『HIGH HIGH』のパフォーマンスで観客の熱気を一気に沸点まで押し上げた後は、スローテンポでよりロマンティックに仕上げられた『BAD BOY』、マイクスタンドを使った演出と重厚感ある雰囲気で大人の魅力を引き出した『Tell Me Goodbye』。

そして、ブラックの椅子とホワイトスーツのコントラストが舞台を引き締めた『CAFe』、曲の切なさがより際立つアレンジバージョンにため息まじりの歓声と拍手が巻き起こった『LIES』と、緩急ついたステージングでファンを魅了した。

そして今回のツアーならではでファンに大好評だったのが『LOVE SONG』の演出。センターステージに上がったサークル型の舞台の内側にすっぽり隠れたメンバーの姿を、中の一台のカメラが追うというもの。カメラがぐるぐると回りながら、T.O.PがD-LITEにバックハグをしたり、G-DRAGONが頬杖をつきながら横になって向き合っているV.Iにちょっかいを出したり、逆にV.IがG-DRAGONのシャツのボタンをはずしたり、SOLが腹筋をしていたり……といった姿が外側のスクリーンに映し出される度に、ファンは悶絶し、黄色い歓声が飛び交った。

さらに熱狂のステージは、終盤に差し掛かって一層加熱。意外にも昨年、初めてユニットとして活動をした親友同士GD×SOLの新曲『GOOD BOY』や、『HANDS UP』『FEELING』でのBIGBANG特有の"ファン参加型"のパフォーマンスで、全力で駆け抜けた。

「楽しくて、楽しくて、たまらんですか?? その気持ちはよく分かるけど……もうそろそろ最後のステージです」と切り出したV.IのMCにより、D-LITEは「東京の最終日、楽しかったです! 今年は皆さんのおかげで、ソロツアーも成功できたし、2015年予定になかったアンコールツアーまで決定しました。ありがとうございます」と2014年の半年以上の間、日本活動をしてきた感謝の気持ちを伝え、T.O.Pは、「今日はサイコーです。最後だからサイコーです。新しいステージを準備しましたが、楽しかったですか? (皆の反応にうれしそうに)うん、うん、うん(と頷き)。来年はもっと皆さんのきったい(期待)に答える、BIGBANGとT.O.Pになります。1月23日に公開される私の映画『タチャ~神の手~』もよろしくお願いいたします。今日は本当に幸せでした」とゴキゲンで挨拶。