BIGBANG 
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圧倒的な実力と人気を誇るモンスターグループ、BIGBANGが1月18日、京セラドーム大阪にて、海外アーティスト史上初の2年連続となる日本5大ドームツアー「BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2014~2015 "X"」を成功裏に終えた。

11月の愛知・ナゴヤドームを皮切りに、全15公演行われたツアーのタイトル名は、「"X"=未知数」。「ウレぴあ総研」では、昨年の最後を飾った12月27日の東京ドーム公演で目撃した、彼らの"X"の魅力をレポートする。

今年韓国デビューが予定されている7人組のボーイズグループiKON (アイコン)による、フレッシュでかつパワフルなパフォーマンスが終わると一瞬静まり返る会場。メインの巨大センターステージのモニターに地球の創造を連想させるような映像が流されるなか、5万5000人の観客の期待と公演前の緊張感がピークに到達したその瞬間! 静寂を突き破り、BIGBANGが登場。

赤と黒のギラギラの衣装を身にまとい、のっけから『FANTASTIC BABY』で全力全開の5人のパフォーマンスに、ファンもライブがスタートしたばかりとは思えないほどの大興奮で、完璧な掛け声で応戦した。

一瞬にして5人とファンが一体と化した会場を、「Are you ready トウキョー?」というリーダーG-DRAGONのひと声がさらに盛り上げ、『TONIGHT』では燃え上がる炎と、T.O.Pがサングラスをはずして「GOOD NIGHT」とささやく曲のラストに会場から大歓声が巻き起こった。センターステージと、6本の花道を縦横無尽に駆け回りながら、ヘッドバンキングを炸裂させて『STUPID LIAR』まで歌い切ると、バンドの演奏をバックに、挨拶。

「ひさしぶりだね? トウキョー! 来てくれてありがとう? 今日もよろしくね?!」と叫ぶG-DRAGONを筆頭に、「東京元気ですかー? 俺はV.Iです、よろしく?!」、「D-LITEです。よろしくお願いします~」「お久しぶりです。T.O.Pです。またお会いできて嬉しいです。楽しんでください~」「俺のなまえはっ!?(会場『SOLーー』) 準備できましたか!?」 と続くメンバー。挨拶も早々に切り上げて、続のステージへ「レッツゴー」!

オーケストラ調にアレンジされた『BLUE』と、ドラマティックに彩られた名曲『HaruHaru』でクールダウンし、ひとりひとりのパートで聞かせる5人の歌声に合わせて、会場は赤と黄色のペンライトの波が心地よく揺れた。