最近、オンラインミーティングが増えてきたこともあって、気づけばまた有線イヤホンの出番が増えていました。

ただ、外出先に持っていくことを忘れがちで、バッグにもう1本常備しておきたいと考えていたタイミングで見つけたのが、無印良品の「有線イヤホン」。

無印良品らしいこだわりはどこにあるのか、実際に使って確かめてみました。

無印良品っぽさを感じるデザイン


無印良品「モバイルイヤホン マイク付/USB-Cタイプ」1,290円(税込)

こちら、「モバイルイヤホン マイク付/USB-Cタイプ」。

手に取ってまず感じたのは、とにかくシンプルで素朴なデザインだということ!

アイボリー寄りの白で統一された本体は、余計な装飾がなく「たしかに無印っぽい」と感じるミニマルさがあります。

全体的にAppleの「EarPods」と似ていますが、比較してみると無印イヤホンのほうがほんのりマットで落ち着いた雰囲気です。

有線ならではのストレスのなさ

使い勝手については、USB‑C直挿しできるのがやっぱり便利。

Android・iPhone・iPad・ノートPCなど、最近のデバイスはほとんどUSB‑Cに対応しているので、どんな端末でもとりあえず挿せば使えるというわかりやすさがありがたい。

イヤホンジャックがあるデバイスのほうが珍しくなってきた昨今、有線イヤホンもUSB‑C対応なのは、自分の中でもはや“必須条件”に近い気がします。

加えて、有線ならではの接続の安定感も大きなメリット。

音が途切れたり、遅延したりといった心配がないので、会議中に余計なストレスがかからないんですよね。「やっぱり有線って強いな……」と改めて実感するポイントです。

そして、期待していたのがマイクの通話品質。

オンライン会議で試してみても問題なく、「AirPods Pro」のようなハイエンドのワイヤレスイヤホンと比べても、体感ではほぼ同じくらい。詰まったような音質ではあるものの、必要なラインはクリアしている印象です。

個人的に、音質は現代の身だしなみくらいに思っているので、挿すだけで安定した通話品質が得られるのはありがたいところ。

作業用には必要充分

音質は、良くも悪くも“想像通り”でした。

試しに音楽を聴いてみると、少しこもった感じやジャカジャカ感があって、正直「めちゃくちゃ音がいい!」というタイプではないです。中音あたりはまだ良いけど、高音は少し伸びが悪く、低音も控えめ。

ただ、値段を考えれば、期待値が高すぎたのかも……?と思ったり。なんといっても、1,290円ですからね。このあたりは目をつぶりましょう。

とはいえ、オンラインミーティングなどの音声用途メインで使う分にはまったく問題なし。必要充分で、早口な上司の話もしっかり聞き取れました。

音楽をじっくり聴くというよりは、「作業用」に向いているイヤホンだという印象。気負わず使える、そんな音と値段のバランスです。

自分の場合、とりあえずバッグに常備しておいて、必要なときだけサッと使うことができればと思っていたので、用途的にはピッタリです。

Appleの有線イヤホン「EarPods」と比べるとどう?

左:EarPods、右:無印イヤホン

使っている方も多いAppleの有線イヤホン「EarPods(2,780円)」と比べると、いくつか違いが見えてきました。

音質についてはEarPodsはかなりフラットでこもった感じやクセもなく、どんな場面でもストレスなく使える万能タイプ。

一方で無印イヤホンは価格が安い分、比較してしまうと、どうしても音質面では割り切りを感じます。

左:EarPods、右:無印イヤホン

フィット感も少し違いがあって、もちろん耳の形状による個人差はあるとは思いつつ、EarPodsは耳にはめ込むようにスッと収まり、安定感があるタイプ。

対して、無印イヤホンは“耳に置く”ような感覚ですが、決して外れやすいわけではありません。

左:EarPods、右:無印イヤホン

そして細かい部分ですが、リモコンの操作感にも差を感じます。

EarPodsは軽く触れるだけで操作でき、フィードバックも心地よい仕上がり。対して、無印イヤホンはしっかり押し込むボタン式です。

総合すると、プロダクトとしての完成度はEarPodsのほうが高いと感じました。

そして価格に関しては、無印イヤホンに軍配が上がります。EarPodsを1本買う値段で、無印イヤホンなら2本買えるってことですからね。

「ある程度の品質は欲しいけれど、できるだけ価格は抑えたい」、「オンラインミーティングや作業用など音質のこだわらない用途が中心」という方には無印イヤホン。

「音質は少しでも良いほうがいい」、「多少高くても、万能さや安定感を重視したい」という方はEarPodsが向いていそう。

何を求めているのか、その用途によって選ぶとそれぞれ満足度を持って使えるのかな〜と思いました。

用途が合えば輝くコスパイヤホン

正直、完璧なイヤホンではない……けれども、1,290円という価格で最低限の必要な機能をしっかり揃えてくれているのは大きな魅力。

「とりあえずバッグに忍ばせておく」「家と職場に1つずつ置いておく」といった使い方には合っていると感じます。

万能ではないけれど、求められた役割をしっかり果たしてくれるタイプのイヤホン。用途さえマッチすれば、価格以上に頼もしい存在になってくれそうです。



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