印刷品質とメッセージ性の高い企画編集が高評価

大日本印刷株式会社(DNP)と、グループ会社で企業のマーケティング施策を総合的に支援する株式会社DNPコミュニケーションデザイン(DCD)は、「第77回全国カレンダー展」(主催:一般社団法人日本印刷産業連合会・産経新聞社)で、上位賞の経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞(3部門*1で各3点=計9点)のうち8点でDNPグループの作品が受賞しました。各賞の第2・第3部門の上位賞はすべてDNPグループの作品となり、全体の受賞作品も30点と過去最多となりました。
受賞作品は、2026年1月26日(月)~30日(金)に東京サンケイビル(東京都千代田区)で、2月17日(火)~26日(木)に平和紙業ペーパーボイス大阪(大阪府大阪市)で開催する「第77回全国カレンダー展」で公開されます。

*1 各賞の3つの部門について:第1部門・BtoB向け企業カレンダー(企業・団体等に配布)、第2部門・BtoC向け企業カレンダー(生活者に配布)、第3部門・出版・小売販売・既成カレンダー

表彰式の様子

【「全国カレンダー展」の概要とDNPのカレンダー制作のポイント】
1950年に始まり第77回を迎えた全国カレンダー展は、印刷技術や企画・デザイン力、機能性、実用性に優れたカレンダー作品を顕彰するものです。後援に経済産業省、文部科学省、国立印刷局、日本商工会議所、日本製紙連合会、日本マーケティング協会、全国中小企業団体中央会、日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)、日本カレンダー暦文化振興協会が名を連ね、全国カレンダー出版協同組合連合会が協賛しています。
DNPはカレンダーを、一年を通して企業のビジョンやブランドメッセージを日常的に利用者に伝えられる重要なコミュニケーションツールと捉えています。毎年新しい視点に立ち、製版や画像処理などの技術、用紙選定や制作のノウハウを高め、原画などの魅力を引き出す工夫や高い印刷クオリティを追求しています。今回は例年に増して、社内のアートディレクター、デザイナーによるチームが一丸となって職人的なこだわりと探究心を発揮し、社会の動向を踏まえたメッセージ性や企業のステートメントなどを意識した企画編集・デザインにより積極的に取り組みました。また、QRコードを読み取ると表示されるメイキングムービーや関連コンテンツの提供を通じて、制作背景や作り手の想い、企業の姿勢や価値観を立体的に伝えるなど、カレンダーを起点とした多面的なコミュニケーションに取り組んでいます。こうしたデジタルとの融合も含めた印刷ディレクションも一貫して行うことで、プリントメディアとしての価値を高めたことなどが評価につながりました。カレンダー制作の前段階でも、ワークショップの開催やアートアワードの創設、フォトコンテストの実施などの“コト(経験)づくり”を推進し、生活者やクリエイターとのエンゲージメント(深い関係)を創出し、企業と生活者との新たな接点を生み出しています。DNPグループは引き続き、芸術・美術大学等との新たな連携によってアーティストとのつながりを創出する若手作家の発掘・支援も推進していきます。

【受賞作品の例】
■経済産業大臣賞
○JFEホールディングス(株)「2026年JFEグループカレンダー(特装版)」(第1部門)
ガーナのアグボグブロシーでの電子廃棄物処理をテーマにした長坂真護氏の作品集カレンダー。手漉きのリサイクルペーパーを使用しつつも、豊かな色彩と階調を再現。廃材アートを通じてサステナブルタウンを目指す活動を紹介し、JFEグループの「サス鉄ナブル!」のブランドメッセージを巧みに表現したデザインが特徴です。



○パナソニック ホームズ(株)「Floriography 2026(壁掛け)」(第2部門)
鮮やかな花々のシルエットが印象的なアリー・ファン・ト・リート氏の作品集カレンダー。X線を用いて植物の美しさを表現し、広演色インキ(広い色域を再現できる特殊なインキ)を用いた印刷で花びらの細部を再現。精緻な技術と美的感性が融合したインテリアアート。住まいづくりに携わる企業のオリジナリティが高く感じられます。



○しんどう あすか「Ain’t No Mountain High Enough 2026 by ASUKA SHINDO」(第3部門)
しんどうあすか氏の写真作品集カレンダーは、日常の風景を独自の視点で捉え、写真とグラフィックアートの融合を目指しました。特色印刷と厚みのあるインキが物質感を生み出し、観察眼を新たにする提案を通じて、若手作家の瑞々しい感性が光る意欲的な作品です。



■文部科学大臣賞
○ダイキン工業(株)「2026年カレンダーAIR 空気に抱かれる惑星(ほし)」(第2部門)
青い地球から雲海を抜けて大地へ降りるプロローグが印象的な高砂淳二氏撮りおろしカレンダー。自然と生きものたちの呼吸を感じる臨場感があり、「AIR」の世界観を語りかけてくる。昨年に続いて、空気の可能性を探求する丁寧な編集が光る秀作です。



○篠田岬輝「Portraits 眼(まなざし)と眼(まなざし)のあいだ」(第3部門)
写真家 篠田岬輝氏がサバンナで出会った野生動物たちを「種ではなく個」として捉えたポートレート写真のカレンダー。時間をかけて関係性を築いて撮影された写真は、2色のグレーと墨インキによるトリプルトーン印刷とニスの膜面によって銀塩写真さながらの美しさを備え、写真家と動物との絆を見る者に強く感じさせるドラマを生み出しています。



■経済産業省大臣官房商務・サービス審議官賞
○(株)モリサワ「モリサワカレンダー2026」(第1部門)
12名のデザイナーが「カーニング(文字の間隔や余白)」をテーマに、文字を中心としたデザインで月ごとにカレンダーを制作。多様なタイポグラフィーの世界を楽しませ、文字の自由な可能性を再認識させる、企業のオリジナリティが光る作品です。



○ミサワホーム(株)「アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの生涯と筆跡カレンダー」(第2部門)
39年目を迎える偉人筆跡カレンダー。今回は、フランスの画家、トゥールーズ=ロートレックの筆跡をもとにカレンダーを構成しています。パリ・モンマルトルで活躍した伝説の歌手やダンサーを描いた数々の作品が楽しめ、インテリアとしての装飾性も兼ね備えた逸品です。



○アスパラ「swimming 2026 calendar by aspara 」(第3部門)
日常にそっと空白を与えてくれるような空気感をミニマルに表現する写真家、アスパラ氏の作品を起用。角R(角を丸くした形状)の上質な紙に広演色インキで印刷し、紙100%のパッケージに収めました。透き通るような儚さを持ち、ゆめうつつな気持ちにさせる詩的な作品と、宝箱のような存在感が魅力の小型写真集カレンダーです。




■DNPの受賞作品はこちら → https://www.dnp-cd.co.jp/knowledge/detail_000542.html

【「第77回全国カレンダー展」について】
○東京会場:東京サンケイビル B1・B2 ブリックギャラリー(東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル)
期間:2026年1月26日(月)~1月30日(金) 10:00~18:00
○大阪会場:平和紙業ペーパーボイス大阪(大阪府大阪市中央区南船場 2-3-23)
期間:2026年2月17日(火)~2月26日(木) 9:00~17:00(最終日は15:00)

*大阪会場では土・日曜日・祝日は休館
*大阪会場での展示作品は上位3賞及び審査員特別賞のみ
*両会場で第67回全国カタログ展と同時開催
【今後の展開】
DNPは今後も、生活者に多くの発見やメッセージを届ける媒体として、カレンダーの制作支援を続けていきます。社会貢献やSDGsの視点、ユーザー参加型の企画・制作手法など、新たな価値を持ったコンテンツの開発や、若手アーティストの支援等を通じて、文化・芸術の発展に寄与していきます。

※DNPのカレンダー制作支援ソリューションについて → https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20172807_4986.html

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