1. ライブスタート
ライブは、ともきょん卒業後の3月18日に発売される新曲「はじまりのメロディ」をともきょん以外のメンバー7人で披露するところから始まりました。
まさにこのライブと、そしてさんみゅ〜の新しいスタートを切るために作られた、さまざまな決意を感じる一曲でした。あと、衣装がめちゃくちゃいい。
その後、ともきょんも登場しての自己紹介で、メンバーのれいちゃむ(長谷川怜華さん)がまだ始まったばかりなのに泣きはじめ、ほかのメンバーたちから「さすがに早すぎる」と9月上旬にこたつを出したかのような注意をされます。
このようなアイドルの大事なライブで必ず出てくるキーワード「今日は最後まで泣かないって決めてたのに…」ですが、見てる側からすると「べつに泣いてもいいじゃん」と思ってしまいがちですけど、アイドルが必ずそういう風に言うのは歌っている途中で泣いてしまうと歌詞が聞き取れなくなったりしてパフォーマンスに支障が出るからだそうです。
何たるプロの意識の高さよ。
そんなれいちゃむが早くも泣きモードに入る中、背格好が似ていてメンバー内で「ちびーず」と呼ばれている2人、まみりん(野田真実さん)とせにゃん(新原聖生さん)が、間違えてそれぞれの衣装を反対に着てしまっていたことが判明します。
これが他のアイドルグループみたいにメンバーカラーとかあったら絶対に間違えようがないんですけど、さんみゅ〜のコンセプトが純白アイドルで、衣装もだいたい白で統一されているがゆえに起きた事件です。
さんみゅ〜では過去にも、生放送中にメンバーがペンのインクを誤って真っ白な衣装に付けてしまい、シミ抜きに専念するために番組中にそのメンバーがフレームアウトしていなくなるという事件もありました。
ちなみに、その時の犯人がこの人です。
このライブをもって卒業するともきょんこと京極友香さんです。
そんなアクシデント笑いにより、悲しみが中和されてすごくいい感じにライブが進んで行きました。