そもそもどうして入園を制限するの?

ハロウィーンのフォトスポット ©Disney(撮影 / YOSHI

「夢と魔法の王国」とは言いつつも、やはり一企業が運営するテーマパークでもある東京ディズニーリゾート。

たくさん入れられるだけゲストを入れた方が収益にはなります。

しかし、東京ディズニーリゾートが大切にしている「行動規準」として「SCSE」というものがあります。

これは「Safety(安全)」、「Courtesy(礼儀正しさ)」、「Show(ショー)」、「Efficiency(効率)」の頭文字をとったもので、その順番が優先順位を示しています。

そんな中で、まず優先されるべきは「安全」。

例えばアトラクションだけでなく、レストランやショップ、施設等についても、パーク内にいるキャストが安全に対応できるレベルには限界があります。

安全に快適にゲストの誘導案内、又は災害が発生した場合などを想定し、入園可能な人数を制限しているのです。

入園制限は、この「多くのゲストの皆さんが安全に快適に過ごせる限界点」という事でもあるのですね。

人気日を避ける……が最善の策

©Disney(撮影 / YOSHI

パークに入園制限がかかった場合、多くの場所にゲストが並び、アトラクションはもちろん、ファストパスの発券、レストラン、フードワゴン、トイレに至るまで長い行列ができます。

そのため入園制限クラスの人気日の楽しみ方としては、「常に早め早めの行動」が欠かせません。

入園、食事、場所取り、お土産…等、全てにおいて、「他のゲストと同じ動きをしない」事。

しかし、そんな中で「最も効果的な最善の策」というのは、連休の真ん中などの「人気日に行くことをできるだけ避ける事」。

「そんなの過ごし方でも何でもないじゃないか! 」と言われるかもしれません。

しかし、入園制限される日というのは、それくらい多くのゲストが訪れるのです。

かなり長年パークに通い、「事情通」と言われる方でも、入園制限クラスの人気日は、快適に過ごす事は非常に難しいとも言えます。

また、どうしても連休中に行く場合は、真ん中の日を避けて、初日、もしくは最終日にするのが賢明です。

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