ママにとって、親や義親世代と自分の子どもとの三世代、みんなで一緒に楽しく思う存分おでかけや旅行を楽しめたら嬉しいですよね。
そんな三世代おでかけと旅行を、最高に楽しいものにするためには、ちょっとした配慮が大切。あらかじめ、先手を打っておきましょう!
孫とのおでかけ「つらいと感じたことは一度もない」が約40%!
まずはシニア世代のホンネを知っておきましょう。
リクルートライフスタイルのじゃらんが2018年8月10日(金)~2018年8月13日(月)に実施した47都道府県在住の孫がいる50代~60代男女751名への調査結果では、孫とのおでかけ経験のある人は78.6%と高い結果に!
ただ、気になるのが「孫とのおでかけで疲れたり、ツラいと感じたりしないの?」ということ。アンケート調査結果を見てみると…
- ツラいと思ったことは一度もない 40.1%
- 体力の限界を感じた時 28.5%
- 抱っこやおんぶをせがまれた時 26.3%
意外とツラいと思ったことはない人が多いですね。とはいえ、60%近くはやはりどこかしら“ツラい”と感じているのは事実。
祖父母との三世代おでかけには工夫が必要のようですね。
ママはここに配慮すれば三世代旅行はもっと楽しくなる!
そこで子連れ旅行に詳しいLINEトラベルjpナビゲーターの比嘉麻友さんに、三世代旅行をもっと楽しむために、ママが知っておきたいポイントを教えていただきました!
1.スケジュールのポイント
- 移動の時間帯に配慮する
- 長い移動時間を避ける
比嘉麻友さん(以下、比嘉)「孫と過ごせる時間は、自分の親世代にとって、とても楽しい時間です。子どもだけでなく親世代の体力にも配慮が必要です。
渋滞を避けて夜中に出かける、深夜発の安いフライトで行く、といったように、出発時間が極端に早すぎたり遅すぎたりすると、子どもだけでなく祖父母の生活リズムを狂わせてしまうことも。多少出費がかさむことがあっても、できるだけ無理のない移動時間、移動手段を選ぶことをおすすめします。
疲れやすいので、予定は詰め込まずに、休憩を挟みながらのスケジュールを組むとよいでしょう」
2.食事のポイント
●種類、クオリティに気をつける。
比嘉「食事は子どもに合わせて選びがちですが、親世代が満足できるもの、例えば和食、質の高い食事などを選ぶと喜ばれます。あらかじめ親世代の希望を聞いておくのもおすすめです」
3.宿のポイント
●温泉、大浴場のあるところがおすすめ。
比嘉「宿泊旅行の場合、親世代にとっては、大浴場や温泉に入るのも旅行の大きな楽しみだったりします。可能であれば温泉のある宿を選ぶと良いと思います。
また親世代だけ別室にするかどうかも、よく気を利かせてあらかじめ希望を聞いておくと喜ばれるでしょう」