代表理事・坪田が執筆『看護師のための「ペイシェントハラスメント」予防・対応BOOK』
■ リリース概要
一般社団法人日本男性看護師會(所在地:東京都新宿区、代表理事:坪田 康佑)は、関西医科大学矢山壮准教授、第一薬科大学池田智准教授と共著として執筆した書籍『看護師のための「ペイシェントハラスメント」予防・対応BOOK』(著:矢山・坪田・池田、監修:前田哲兵弁護士、発行:メヂカルフレンド社)が、2026年3月25日(火)に発売されることをお知らせいたします。
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■ 書籍情報
書名:看護師のための「ペイシェントハラスメント」予防・対応BOOK
「これってペイハラ?」境界線がわかる実践ガイド
発行:メヂカルフレンド社
発売日:2026年3月25日(火)
著者:矢山 壮・坪田 康佑・池田 智(共著)
監修:前田哲兵 弁護士
対象読者:病院・訪問看護・介護の現場で働くすべての医療・介護従事者
■ 書籍の特長
「ペイハラは“我慢”ではなく、“対応”するもの!」
「よくあること」「仕方のないこと」と片づけていませんか? 本書では、これまで見過ごされがちだった医療・介護現場における、患者や家族からの暴言・暴力・不当な要求といった「ペイシェントハラスメント(ペイハラ)」を“見える化”します。予防の視点と具体的な対応方法を示すことで、個人の我慢に頼らない対策を可能にします。現場の安全を守り、誰もが安心して働ける環境づくりへ――医療・介護に携わるすべての人が守られるべき存在です。
■ 日本男性看護師會とペイハラ問題 ── 長年の活動背景
日本男性看護師會は、2014年9月8日の法人化以来、患者・利用者からのハラスメント問題に取り組んできた団体です。
1. 現場の“防波堤”としての実績
男性看護師は現場において、女性看護師にセクシャルハラスメントを行う患者への対応や、暴力行為のある患者への介入など、防波堤の役割を担ってきました。こうした実体験の積み重ねが、ペイハラ問題を当事者として深く理解する土台となっています。
2. 2.3万筆超の署名活動
当會は、看護師・医療従事者を患者・利用者からのハラスメントより守ることを求める署名活動を展開し、2.3万筆を超える賛同の声を集めました。現場の切実な声が全国から集まったことは、この問題の深刻さを示すものです。こちらの署名は参議院の公開答弁にも活用頂きました。
3. 東京都「カスタマーハラスメント防止対策推進事業」団体向け奨励金 第1回採択
東京都が推進するカスタマーハラスメント防止対策推進事業において、当会は業界団体向け奨励金の第1回公募に採択されました。行政からの公式な認定を受けたことで、医療・介護現場のペイハラ対策における当会の先駆的な取り組みが広く評価されています。
こうした活動の集大成として、今回の書籍刊行に至りました。
■ 関係者コメント
▶ 代表理事・坪田 康佑 コメント(一般社団法人 日本男性看護師會 代表理事)
私は、男性看護学生だった頃から、実習先などで同期の女性学生に対するセクシャルハラスメントの「防波堤」になるよう、教員から指示されるような経験をしてきました。当時はそれが『男性看護師としての役割』なのだと自分に言い聞かせてきましたが、現場に出てもなお、暴力や暴言、不当な要求に対して、個人の忍耐や特定の属性による対応に依存し続ける体制に強い危機感を抱いてきました。
看護師は誰かを守る存在ですが、それと同時に、自分自身も守られるべき一人の人間です。私たちが実施した署名活動に寄せられた2.3万筆を超える切実な声は、まさに『もう我慢の限界だ』という現場からの悲鳴でした。
本書は、そうした現場のリアルな苦しみを知り、学術的アプローチ、大学発ベンチャーアプローチなど様々な挑戦をしてきた3名が集まって、ようやく形にできた一冊です。 『これってペイハラ?』という境界線を明確にし、個人の我慢ではなく組織として対応するための武器を詰め込みました。かつての私や、今現場で一人悩んでいる看護師たちが、二度と理不尽なハラスメントに屈することなく、誇りを持って働き続けられる社会を目指して。この本がその大きな一歩になることを願っています。
イラストは、看護師で漫画家(ナースのチカラシリーズ)の広田奈津美先生に署名活動に続き協力頂きました。また、手稲渓仁会病院やヒロシマ平松病院を筆頭に様々な医療機関に事例協力頂きました。
▶ 共著者・矢山 壮准教授 コメント
看護師や介護職の方々から、「患者さんやご家族からの暴言や理不尽な要求にどう対応したらよいのか分からない」「嫌な思いをしても、仕事だから仕方ないと我慢してしまう」という声をこれまで数多く聞いてきました。こうした状況は、個人の努力や忍耐だけで解決できるものではなく、職場全体、そして社会全体で考えていく必要がある課題だと感じています。
本書では、「どこからがペイハラなのか」という境界線を整理し、現場で実際に役立つ予防や対応の考え方をまとめました。病院看護師だけでなく、訪問看護や介護の現場で働く多くの方々にも手に取っていただき、理不尽な言動を一人で抱え込まず、チームで支え合いながら対策を考えていくきっかけになればと思います。
医療や介護の現場は、人と人が向き合う仕事です。その現場で働く人が安心して働ける環境を守ることは、結果として患者さんや利用者さんへのより良いケアにもつながります。本書が、ケアを担う人たちが互いに支え合いながら働ける現場づくりの一助となることを願っています。
▶ 共著者・池田 智准教授 コメント
医療や介護の現場では、患者・利用者からの暴言や理不尽な要求など、いわゆる「ペイシェントハラスメント」に悩みながらも、「ケアする側だから我慢するしかない」と抱え込んでしまう看護師も少なくないのが現状です。
しかし、本来ケアとは、誰かが一方的に我慢して成立するものではありません。ケアする人が安心して働ける環境があってこそ、質の高いケアが生まれます。
本書では、「これってペイハラ?」と迷う場面の境界線を整理し、看護師が現場で実際に使える予防と対応の視点をまとめました。
これまで看護師のメンタルヘルスを研究してきましたが、その中で強く感じているのは、「ケアする人が我慢してケアする社会」ではなく、「ケアする人もケアされながらケアできる社会」が必要だということです。
この考え方が医療や介護の現場に広がることで、チーム医療や多職種連携の中で育まれてきた互いを支え合う関係も、さらに深まっていくと考えています。
本書が、ケアする人が安心してケアに向き合える環境づくりの一助となれば幸いです。
▶ 編集者コメント
患者さんと真剣に向き合う看護師の姿を、私は編集者としてこれまで何度も目にしてきました。その献身的な姿勢があるからこそ、悔しく思うことがあります。ペイシェントハラスメントを行うのは、ほんの一部の人です。しかし、その一部の言動によって現場全体が疲弊し、看護師が「もうやめたい」と思ってしまう現実があります。それは決して、個人の「我慢」で解決できる問題ではないはずです。
本書は、患者さんやご家族を「加害者」として断罪するための本ではなく、「どこからがペイハラなのか」という境界線を整理し、現場で実際に使える予防と対応の考え方をまとめた一冊です。
看護師を守ることは、患者さん、そのご家族を守ることにもつながる――。その思いが、著者の皆さんと編集を進める中で、ページの一つひとつに込められていると感じました。
医療の現場にいるすべての人が、安心してその場所に立てるように。本書がその一助となることを願っています。
担当編集者 間(メヂカルフレンド社)
■ 一般社団法人 日本男性看護師会 概要
団体名:一般社団法人 日本男性看護師会
代表理事:坪田 康佑
法人化:2014年9月8日
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿三丁目3番13号 西新宿水間ビル6階
URL:https://nursemen.net/
E-mail:info@nursemen.net
活動内容
Nursing for Nurses、医療現場のハラスメント対策推進、政策提言など
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