「元夫のモラハラに苦しめられる結婚生活を終えて、市外にある実家に戻ったとき、父親がクルマで事故を起こし入院していました。

自損事故だったためほかの人に迷惑をかけるような状況ではなかったのですが、股関節の骨を折っているため退院してしばらくは自宅で介護が必要でした。

私が手伝って母親とふたりで面倒をみることは決まっており、父親もそれがいいと言っていたのですが……。

退院後、近くに住む父親の弟が訪ねてきて、『もっとちゃんとした介護用のベッドを買え』など口を出してきて。

いわゆる出戻りの私が気に入らないらしく、それというのも父親が権利を持っている不動産があり、それについて私が相続狙いで実家に戻ったのではと思っているのは、口ぶりから伝わりました。

昔から仲は良くないので今回もスルーしていたのですが、自分の言う通りにしない私と母親に向かって『弟の俺が引き取って面倒をみる』と言い出し、これには父親が怒りました。

『独身で家族もいないお前に俺の介護ができるのか』と言われた弟はヘルパーを頼むとか返していましたが、どう考えても理屈がおかしくてうんざりしましたね。

あまり言いたくはないけれど、先がそう長くない両親の財産なんかを気にする親族がいるのは、本当にストレスです。

離婚のタイミングも私にしかわからない問題のはずで、『何で今さら離婚など』とか、人に突っ込まれる筋合いはありません。

『兄のことより未婚で一人の自分を心配すればいいのに』と母親は言っていましたが、年を取るとこういうことが起こるのだなと実感しました。

今は、弟から電話があっても出ないようにしています」(女性/50代)

若い頃はあまり話題にならなかった相続問題も、年を取れば身近になります。

きょうだいにおかしな勘繰りをされるのは決していい気がしませんが、取り合えば衝突が増えるだけなら、スルーするのが吉。

お金が絡む問題は、早い段階で弁護士などに相談するのも一つの手です。

離婚後は何より自分の生活を確立させることが重要であり、実家に戻るならまずは親との関係を第一に考えたいですね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line