症状と対処法3:インフルエンザ

インフルエンザを風邪に含めるかどうかは賛否両論ありますが、冬に流行るウィルスによる病気です。

筋肉や関節が痛くなったり、体がだるくなったりといった症状が強く、高い熱が出ます。ワクチンでの予防も重要ですし、近年ではインフルエンザウィルスに直接効く薬も出ていますので、早めに病院を受診する必要があります。
 

症状と対処法4:お腹の風邪

風邪症候群は気道感染による疾患とされていますが、「お腹の風邪」という表現が使われる場合があります。微熱があって嘔吐や下痢症状がある場合に、この表現を用います。

ウィルス性腸炎の原因としては、ノロウィルス、ロタウィルス、アデノウィルスなどがあげられます。細菌性の食中毒でも嘔吐や下痢症状を来します。

治療としては脱水症状の改善が重要です。ひどい脱水症状の改善には点滴が必要な場合もあります。
 

症状と対処法5:夏風邪

夏風邪には複数のウィルスが関係しています。下痢や腹痛などの胃腸障害を伴うことも多いです。

咽頭結膜熱は代表的な夏風邪のひとつです。発熱に加えて、2の咽頭炎の症状や、結膜炎の症状が出ます。同じプールに入った人からうつることが多いので、「プール熱」とも呼ばれます。

夏かぜのウィルスを退治する有効な薬はありません。安静を保ち、栄養と水分を補給することが大切です。