オリンパスイメージングは、防水性能、耐落下衝撃性能、耐低温のタフ性能と、撮りたいものを確実に捉える「iHSテクノロジー」を備えたコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS Tough TG-820」を3月上旬に、「OLYMPUS Tough TG-620」を2月下旬に発売する。
有効画素数1200万画素の裏面照射型CMOSセンサと、35mmフィルム換算で28~140mm相当の光学5倍ズームレンズを搭載。IPX8相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能を備え、「TG-820」は防水10m、耐衝撃2m、耐低温マイナス10度、耐荷重100kg、「TG-620」は防水5m、耐衝撃1.5m、耐低温マイナス10度のタフ性能を備える。
両モデルとも、裏面照射型CMOSセンサと画像処理エンジン「TruePicVI」の組み合わせた「iHSテクノロジー」によって、高感度、低ノイズ、高速AF、高速起動を実現し、夜景や逆光など撮影が難しいシーンでも見たままに残すことができる。また、1回の撮影で露出の異なる画像を複数枚高速撮影して自動合成する「HDR逆光補正」を備える。
光学5倍ズームに加え、超解像技術によって画像劣化がほとんどない2倍のデジタルズームで、最大10倍ズームを実現。進化したシーン認識技術「iAUTO」は、29のシーンを自動認識する。
手ブレ補正機能には、手ブレを打ち消す方向にCMOSを動かすセンサシフト式手ブレ補正機構に、デジタル一眼のアルゴリズムを採用した「DUAL IS」を搭載。高感度撮影とあわせて使用することで、手ブレや被写体ブレを効果的に低減する。
撮影機能には、従来機種で好評だった「マジックフィルター」を搭載。新たに「ドラマチック」と「ランダムタイル」が加わった12種類のフィルターを楽しめる。このうち10種類は、動画撮影でも使用できる。
また、撮影時に画像を補正する「ビューティーモード」には、撮影後にフルメイクを楽しめる「メイクアップ」機能を追加。エフェクトは18種類で、「メイク」「アイエフェクト」「演出」「エステ」の4テーマに分かれており、使いたい機能を簡単に選択できる。
3Dフォトの撮影にも対応。シャッターを押してカメラを横にスライドするだけで3Dフォトの撮影ができる。作成した3DフォトはMPOファイルで保存し、3D対応のPCやテレビで楽しめる。
「TG-820」は、複数の水中シーンモードを搭載。レンズを守る金属製のレンズバリアを採用する。サイズは幅101.4×高さ65.2×奥行き26.0mmで、重さは206g。カラーは、シルバー、レッド、ブルーの3色。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。
「TG-620」は、サイズが幅98.4×高さ65.9×奥行き21.9mmで、重さは167g。カラーは、ホワイト、ブルー、ピンク、グリーンの4色。価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。