今まで両親や祖父母の愛情を一身に受け、常に注目を浴びてきた第一子の女の子。ところがママの第二子妊娠を機にふと気が付きます。
「我が家のアイドルは私じゃなくなる……!?」
そのときから知恵をフル回転させて、もしくは本能的に身に着ける、家族の注目を集めるための特有の女子力ともいうべき、“あざとかわいい”仕草、言動がお姉ちゃん女子にはあるようなのです!
周囲のお姉ちゃん女子を育てるママ&パパに調査してみました。
お姉ちゃんは小さなママ! かわいくお世話して家族がホッコリ
女の子は特にママの真似が大好きで、おままごとも得意ですよね。
赤ちゃんが産まれることでお世話欲が高まり、“小さなママ”の出現に家族中がホッコリする場面も多いようです。
「お料理や下の子の面倒など、なんでもママと同じようにしたがるので、メルちゃん(赤ちゃんの人形)をおんぶしたり、ごはんを用意したりしてる。パパにも『ダメよ~』とか『(赤ちゃんにあげる)お水持ってきて~』とか、ママになったつもりで話しかけてる。パパは完全に言いなり(笑)」
そして、下の子にママをとられる嫉妬心から攻撃するという話も聞きますが、逆に下の子をかわいがる姿には両親ともにメロメロになってしまうもの。
「『妹ちゃんは、私だけの妹ちゃんなのー』『大人になったら妹ちゃんと結婚したい』と下の子をかわいがっているお姉ちゃんを愛しく感じます」
注目を引くためにやっていることではなく自然と可愛がっているのだと思いますが、そのことで結果的に両親が喜び、お姉ちゃんも満たされるのかもしれません。
パパへの「抱っこ」要求がエスカレート
ママが妊娠中ということで、どうしても抱っこができなかったり、思うように相手をしてあげられないことも増えます。
第二子妊娠で仕方のない我慢を強いられる側面もあるため、お姉ちゃん女子が甘える相手はもっぱら、パパ!
「下の子が産まれてからお父さんに『抱っこ!』っていうことが増えて、しかも『おとうさん、だいすき!』『おとうさん、かっこいい!』とかいうからお父さんは娘にメロメロ(笑)」
「ママは赤ちゃんに取られてしまうので、『パパと遊ぶのー』『パパとお風呂入るのー』とパパを独占。パパはデレデレだし、私は助かるしでけっこうありがたかった!」
と、娘とパパの蜜月エピソードも。
下の子が産まれてから、パパに「抱っこ」ということが増える上の子、という図はよく見られるようです。しかも、今までなら歩けたような場面でも明らかに甘えて「抱っこ」と言い始めたり、パパがいるときは常に「抱っこ」になったり……なんて話も聞きました。
「下の子が産まれるちょっと前くらいから、『パパ、だーいすきなのー♡』と言いながらおねだりすることが増えました。『寝るときは必ず後ろにいて』という要求も。日々、かわいくてたまらないです」
と、これはパパからのエピソード。まさに溺愛(笑)!
お姉ちゃん女子はパパが自分に弱いことをわかって、かわいく抱っこや遊びを要求し続けているんですね。