【松屋】「創業ビーフカレーライス」(税込780円)

強気の価格設定にも納得の絶品カレー

そして最後に、松屋のカレーをいただきます。

松屋のレギュラーメニューのカレーは「創業ビーフカレー」という創業時の味を再現したもので、具材を贅沢に使い、さらに手間暇をかけた自慢の一品なのだと言います。そのためか価格は4つの丼チェーンの中で最も高い税込780円。正直、強気な価格設定にも思えますが、果たしてその味は!?

炒めた玉ねぎのザクザク感をあえて残しつつ、牛肉の旨味を存分に感じる濃厚な味わいで

かなりクセになります。さらにはトロトロに煮込まれた牛バラ肉もチラホラあり、これならこの価格も納得、というよりむしろ安いのではないかと思うほどでした。

程よい辛さもあってご飯がどんどん進みます。ちなみにご飯の量は大盛、特盛でも価格が変わらないのも嬉しいところ。「創業」と謳うだけに、松屋の強いプライドと良心を感じるカレーでした。

丼チェーン各社とも、異なるこだわりのカレーばかり

たかがカレー、されどカレー。全く侮れない絶品ばかり

ここまで吉野家・すき家・なか卯・松屋のカレーを食べ比べしましたが、いずれもブランドごとの個性が光る味わいばかりで、なかなか興味深いものがありました。

そして、牛丼、親子丼といったメインメニュー以上にカレーは個性が出やすく、そして好みもはっきり分かれるようにも思いました。

ここまでで、どのチェーンのカレーが気になりましたでしょうか。実際にお店で味わって、あなた好みのカレーを見つけてくださいね。

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。