3. 慰謝料を払い、一文無しになった彼は別人に…

「3年不倫関係にあった彼が、離婚することになりました。

原因は、私で、奥さんに私との不倫を知られたのが理由です。

ところが、離婚することが決まったあとも慰謝料の額で折り合いがつかず、最終的には彼と奥さんは弁護士を入れて話し合いに発展。

結局、慰謝料を根こそぎ持っていかれ、一文無しになった彼を受け止める羽目になりました。

数ヶ月に及ぶ離婚のゴタゴタで憔悴しきった彼は、以前の彼とは別人のように根暗な人物になってしまい、今はデートをしていても、まったく楽しそうに見えません。

預貯金を全額渡してしまい、お金がなくなったことでイライラしている日も増えました。

私にも責任があるのでそんな彼を受け止めようと覚悟は決めていますが、正直、まったく幸せは感じません…」(29歳女性/事務)

離婚は結婚の何倍ものエネルギーを使うと聞くだけに、不倫のせいで離婚となれば、その代償は計り知れません。

この女性は「彼を支えたいけれど、自信がない…」と嘆いていました。

人目を忍ぶ関係の「不倫」は、その刺激のせいで、冷静な判断力も失いがちです。

でも、人の道を外れることをしてしまえば、そのしわ寄せは必ずくると言っても嘘ではありません。

今回話をうかがった女性の全員が「こんな悲惨な末路が待っていると知っていれば足を踏み入れなかった」と後悔していたのが印象的でした。

くれぐれも、不倫にはご注意を。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」