[102回]片付けたいけど、捨てられない…宮澤佐江、とある真夜中の"大掃除"ウラ話

そのほかにも、（両手を広げながら）こ〜〜〜んなに長いレシートがとってあったんです。もうこんなに長いレシートは、絶対にないだろうから“記録に残したい!”と思って、とって置いたんです。それを眺めてみたり。

あと、海外に行くとき用のお財布もあって、めっちゃいろんな国のお金が出てきたんです。“どこの国のお金だ？ 香港？ こっちはアメリカだ〜”とか。そういうのを見てたら、気づいたら朝になっちゃった。

もう、本当に大変だった。とりあえず机の周りだけきれいにしようと思って。あれから、今もちゃんときれいな状態を保ってますよ! 

ーー部屋が片付くと気持ちがいいですよね。“断捨離”ともいいますし。

だんしゃり？ 

ーーはい。断捨離は、要らないものを“断”って、“捨”てて、モノへの執着から“離”れることで、気持ちよく生活しようという考え方で、断捨離について書かれた本もベストセラーになりましたよね。中華圏でも翻訳本が出版されているんですよ。

へえーー。

ーーあと、中国が発祥で、今に伝わる风水（風水）でも、きれいな部屋にはいい“気”が宿るなどといわれてますね。

ふうすい？

ーーはい。風水は中国発祥の伝統的な考え方で、地形や方位などの環境が、人に与える影響をまとめたものです。中華圏の企業家が、ビル建築やオフィスレイアウトに風水を取り入れているのは有名なお話ですね。環境からよい“気”の流れを取り入れて、生活をよりよくしていこうというものです。

ふーーん。そうなんだあ。。

ーー身近なところだと、“黄色い財布は金運を招く”とか。