○得意なラテアートはどんな種類ですか?
まっつんさん:
僕はモノクロの作品が多いのですが、キャラクターよりアートに近いものを描くことが好きですね。アートに興味もありますし、描きごたえがあります。また、流行に左右されず時間が経っても評価されるような作品を作りたいです。
じょーじさん:
立体(3D)です。時間、泡の柔らかさ、表現の方法などやれることに限界があります。その中でどんな作品を作るのか、どうやって早く作るのか? パズルのような思考が求められるのが面白いですね。
○他の人のラテアート作品は気になりますか?
じょーじさん:
あまり見ないです。僕の場合、お客さんに出すものですが自分が作ることを楽しんでいるので……。海外でも3Dラテアート作品がたくさんあったり、(自分のものと)似たような作品があったりしますけど、気にならないです。
自分は作品を作るスピード感というか、何かを作りたいと思ってすぐ作れるというのがラテアートの魅力の一つだと思っています。旅行などは行きたいと思ってもすぐに行くのはなかなか難しいですけれど、ラテアートは思い立ったらすぐ作れるのがいいですね。だから自分が作品を作った後に、誰がどんな作品を作っても気にはなりません。
まっつんさん:
僕は他の人の作品も結構見ますし、同じようにラテアートを作っている人と交流もしますね。じょーじさんともそうやって知り合いましたし。ライバルというか、同じテーマで作品を作る仲間みたいな感じです。
負ければ店長交代? 「ラテアートでモテたい」 悲願は叶うのか?
イベント開始。登壇者の紹介に続いて、じょーじさん、まっつんさんのイベントに対する意気込みなどが語られた。
(司会進行)テリー植田さん:普段はどんな作品を作っているんですか?
まっつんさん:自分が見て感動したものや、動物などが多いですね。モノクロも多いのですが、ラテアートの中にストーリを感じるものを作りたいです。
じょーじさん:良く作るのは流行ものとか、時事ネタです。「こういうの作ったら面白いだろうな」とか、「これはウケるかな?」とか、基本的にチヤホヤされたいんですよ(笑) でもなかなかモテないんですよね……。海外でも3Dラテアートは評判なので、海外に行ったらモテるかと思ったんですけと、ダメでした(悲哀に満ちた表情を浮かべる)
テリー植田さん:今日勝てばモテモテですよ!
じょーじさん:そうですかね~?
テリー植田さん:では、今日の勝負に対する意気込みをお願いします。
まっつんさん:勝ち負けと言うより、皆さんに楽しんでいただきたいと思います。
じょーじさん:スタッフと店長の差を見せたいですね。
まっつんさん:じゃあ、勝ったらオレが店長だ!(笑)
<前半戦>
1:体験コーナー
お客様が舞台に上がり、じょーじさんまっつんさんとラテアート体験。
お題(1)平面アート「ひつじ」
まっつんさん:羊は色も白(ミルクの泡と同じ色)ですし、フォルムが丸くモコモコしているので、初心者にも描きやすいと思います。そんなに難しく考えず、バランスをうまく取るのがコツです。カフェラテをカップに入れたらミルクの泡を載せて、カクテルピンで輪郭などを描いていきます。僕は線をはっきりさせたいのでチョコレートソースで描きます。