~SNSをマーケティング戦略の中核へ。医療現場の集患・ブランディングを変える~




株式会社VOLTMIND(本社:大阪府大阪市、代表取締役:北森 聖士、以下「当社」)は、2026年5月15日(金)、医療法人正翔会(理事長:大西 正嗣、以下「正翔会」)が主催する社内SNS勉強会に、外部講師として登壇いたしました。

当社マーケティング事業部ディレクターの大矢をはじめとする外部講師が登壇し、同法人のスタッフ約55名を対象に「SNSマーケティングとは?」をテーマとした講演を実施いたしました。AIシステム開発を主軸とし、AI活用の知見をマーケティング支援にも展開する当社の強みを活かし、SNSを単なる投稿ツールとしてではなくマーケティング戦略の中核として捉え直す視点を、データや事例を交えながら体系的に解説するとともに、現場スタッフが発信への第一歩を踏み出せるよう設計されたプログラムを展開いたしました。

◼︎ 登壇の背景

医療業界においてもSNSを活用した集患・ブランディングの重要性が高まる中、正翔会では現場スタッフのSNSリテラシーとマーケティング思考の底上げを目的に、今回の勉強会を企画されました。

10~40代における主要ソーシャルメディアの利用率が9割を超える*1現代において、患者は医院を検索した後、SNSで雰囲気や世界観を確かめてから予約するという行動パターンが定着しています。国内外の研究においても、審美歯科治療の意思決定にSNSが影響を与える*2ことが報告されており、SNSはすでに患者との重要な接点となっています。

当社は、AIシステム開発事業やマーケティング支援事業を手がける企業として、こうした課題意識に深く共感しています。多くの企業・医療機関がSNSアカウントを保有しながら「運用しているが成果につながらない」という状況に陥る背景には、SNSをマーケティング戦略と切り離して運用していることが少なくありません。当社はAIシステム開発で培った分析・設計の知見をマーケティング支援に応用し、「SNSをマーケティング全体の中に位置づける」という視点を提供することで、医療という専門性の高い業界における情報発信力の底上げに貢献すべく、本登壇を実施いたしました。

◼︎ 講座内容

本講演では、SNSをマーケティング戦略の中核として捉え直すための体系的な考え方を解説いたしました。知識のインプットにとどまらず、クイズや対話を交えた参加型の構成により、スタッフが発信への第一歩を踏み出せるよう設計いたしました。

1. マーケティングファネルで見る「SNSの本質」
冒頭では、SNSをマーケティングファネル(認知→興味→検討→行動)の中に位置づけ、患者が医院を「見つけ」「確かめ」「予約する」というカスタマージャーニーにおいてSNSが果たす役割を整理しました。「投稿すること」が目的ではなく、「ペルソナを明確にし、適切なコンテンツを届けること」こそがSNSマーケティングの本質であるという考え方を、データと事例を交えて解説いたしました。

2. ターゲット設計とコンテンツ戦略
ペルソナ設計を起点にした戦略的なコンテンツ設計の考え方を解説しました。インプレッション最大化を狙うリーチ重視の戦略ではなく、来院につながるターゲット層への精度高い訴求こそが医院のSNSマーケティングに求められるアプローチであることを伝えました。また、アルゴリズム上で「保存率」と「アカウントの一貫性」が重要な評価指標となることを解説し、発信テーマを絞り込んだアカウント設計がオーガニックリーチの最大化に直結することを示しました。

3. ブランディング戦略:「らしさ」の言語化とトンマナ設計
SNSをブランド構築の最前線と位置づけ、ビジュアルアイデンティティとブランドボイスの統一について解説いたしました。プロフィールを医院の第一印象を決定する場として捉え、カラーパレット・写真トーン・言葉遣いを体系的に設計することが信頼感の構築に直結することを伝えました。「最新機器系(清潔感・技術力訴求)」と「アットホーム系(親近感・共感訴求)」の2つの方向性を例示しながら、医院の「らしさ」をSNS発信に一貫して落とし込む手法をお伝えいたしました。

4. 参加型クイズで学ぶSNSマーケティングの実践知
理論の解説にとどまらず、スタッフが実際に手を挙げて答える3問のクイズを実施しました。「リーチ数の多いエンターテインメントコンテンツ」と「リーチ数は少ないが課題解決型のコンテンツ」ではどちらが予約コンバージョンに貢献するか、「いいね数」と「保存数」ではどちらがアルゴリズムの評価シグナルとして機能するかなど、SNSマーケティングにおける本質的な意思決定を、参加者が自分ごととして体感的に習得できる構成で進めてまいりました。

5. 心理的ハードルの解消:持続可能な運用設計
「センスがないとできない」「バズらなかったらどうしよう」といった現場スタッフの不安を正面から取り上げ、マーケティングの観点から丁寧に解消しました。単発のバイラルコンテンツに依存するのではなく、ターゲットへの継続的なアプローチと信頼の積み上げこそが長期的なブランド構築につながることを伝え、参加者が持続可能な運用体制を自ら設計できるよう後押しいたしました。





◼︎ メッセージ

医療法人正翔会 COO 平田 和詩氏より
「普段の医院経営の中では、外部企業がどのような動きをしているか見えにくい部分も多いですが、今回の研修を通じて、メンバーがSNSをより身近なものとして捉えるきっかけになりました。実際に活用を始めたメンバーからは反響のあった投稿も生まれており、現場の変化を実感しています。VOLTMINDの皆さまには大変感謝しております。」

◼︎ 今後の展望

当社では、AIシステム開発で培った分析・設計の知見をマーケティング領域にも応用し、現場の課題に寄り添った支援を展開しています。

SNSをマーケティング戦略全体の中に位置づけるという視点は、医療機関に限らず多くの現場で求められている考え方です。単なる操作説明にとどまらない『ビジネス成果(集患・ブランディング・認知拡大)に直結する実践的な支援』を、今後も現場の声に応える形で提供してまいります。

*1 総務省情報通信政策研究所「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(2024年6月公表)


*2 Freire Y, et al. "Social media impact on students' decision-making regarding aesthetic dental treatments based on cross-sectional surve data." Scientific Reports (2024)

◼︎ VOLTMINDについて

当社は「最先端技術で、人生の体験価値を根底から向上させる」というミッションを掲げ、AI×SIerの領域で、レガシーシステムの刷新をはじめとする幅広い規模の案件に取り組むスタートアップです。AIを活用した開発手法により、従来の基幹システム構築に必要とされていた工期を大幅に圧縮し、スピーディーな導入を実現しています。また、「現場徹底主義」を貫くFDE(Forward Deployed Engineer)体制のもと、エンジニア自らがクライアントの現場に入り込み、稼働後もシステムと業務が乖離しない設計・実装を徹底しています。

こうした開発力を根底から支えているのが、自社R&D部門です。国内に保有するGPUサーバー群を活用し、最先端のAI技術の研究・検証を日々推進。先端技術を速やかに開発現場へ還元できる体制を整えています。「自ら技術を創り出し、自ら現場に届ける」--この一気通貫の開発力こそが、上場企業の基幹システム刷新をはじめとする大規模プロジェクトをお任せいただいている理由です。

こうしたAIシステム開発で培った分析・設計の知見は、マーケティング支援領域にも応用しています。今回の医療現場におけるSNS戦略支援もその一環であり、現場課題の本質を捉えた実践的な支援を提供しています。

◼︎ 各社概要

【医療法人正翔会】
設立:2016年3月
代表者:理事長 大西 正嗣
事業内容:歯科医療(愛知県を中心に複数の歯科医院を運営)

岡崎エルエル歯科・矯正歯科|愛知県岡崎市上和田字南天白24番地 エルエルタウン内
URL:https://elel-dental.com/
名古屋あおい歯科・矯正歯科|愛知県名古屋市東区葵1丁目25-7 AOI FA BLDG 2F
URL:https://aoi-dentaldesign.com/
名古屋みなみ歯科・矯正歯科|愛知県名古屋市南区忠次1丁目2-9
URL:https://www.nagoyaminami-shika.jp/
安城さくらい歯科・矯正歯科|愛知県安城市姫小川町姫西1丁目7番地4
URL:https://anjosakurai-dental.com/

【株式会社VOLTMIND】
本社:大阪府大阪市中央区安土町3丁目5番13号 WeWork 本町ガーデンシティテラス 12F
東京オフィス:東京都港区西新橋1丁目1番1号 WeWork 日比谷 FORT TOWER 10F
設立:2024年2月14日
代表者:代表取締役 北森 聖士
事業内容:AIシステム開発事業/AIサーバー事業/生成AIエンジニアコミュニティ支援/マーケティング支援事業
URL:https://voltmind.jp/

■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社VOLTMIND
広報担当:大矢
メールアドレス:press@voltmind.jp
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