4000年前の住居や古代エジプトの墓を実物大で体感!世界最古の都市やバベルの塔など30以上の模型で古代オリエントのまちを探検

サンシャインシティ(東京・池袋)にある古代オリエント博物館(館長:津村 眞輝子)では、7月4日(土)~9月6日(日)の期間、夏の特別展「古代オリエントのたてものとまちづくり -模型で探検!-」を開催します。
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人類は文明が始まる以前から、住居、神殿、宮殿、墓、都市など、さまざまな「たてもの」をつくってきました。なかでも古代オリエントは、今から約5000年前に世界で最初の都市を生み出した地域とされています。
本展では、「人類最古の神殿」ギョベクリ・テペ、「世界最古の都市」ウルク、「バベルの塔」の都市バビロンなど、古代オリエントの建築や都市を30以上の縮尺模型と実物大模型で紹介。
縮尺模型で遺跡や都市の全体像を立体的にたどりながら、実物大模型では古代の住居や墓の空間に入り込んだような臨場感を味わえます。
夏休み期間中には、子供向け講座や体験コーナー、ミステリーツアーも実施し、親子で古代文明の“まちづくり”を楽しく学べます。
開催概要
日 時 :7月4日(土)~9月6日(日) 10:00~17:00 (最終入館16:30)※7月24日(金)と8月28日(金)は20:00まで開館(最終入館19:30)
入館料 :一般1,300円 大・高校生1,000円 中・小学生400円 ※団体割引・障害者割引あり
後 援 :豊島区、豊島区教育委員会 / 特別協力:サンシャインシティ
協 力 :天理大学附属天理参考館
ウェブページ:https://aom-tokyo.com/exhibition/260704_maquette.html

古代オリエント博物館研究員 津本 英利(つもと ひでとし)
■担当者のコメント古代オリエント博物館研究員 津本 英利(つもと ひでとし)
当館では博物館実習生やアルバイトの皆さんに手伝ってもらい、30点以上の遺跡模型を製作してきました。自分が発掘に参加している遺跡を模型で再現して、皆さんに知ってもらいたいという願望から始めたものです。プロの作品ではないので模型としての出来栄えには限界がありますが、考古学の専門家による考証や研究の成果としてご覧いただきたく思います。ぜひ時間や空間を飛び越えて遺跡現地に立っていると感じていただければ幸いです。
展示模型の例
●世界最古級の建築・都市「世界最古の都市」
ウルクの都市模型(イラク、紀元前2500年頃)

「ギルガメシュ叙事詩」で知られる伝説的なウルク王ギルガメシュが君臨していたとされる時代の都市全体の模型です。
「人類最古の神殿」
ギョベクリ・テペの円形遺構模型(トルコ、紀元前8500年頃)
文明誕生以前の狩猟採集民が、高さ6mの巨石を用いてモニュメントを建てていたという、人類史を塗り替える大発見となったユネスコ世界遺産の遺跡です。
「『バベルの塔』の都市」
バビロン都市復元模型(イラク、紀元前600年頃)
「バベルの塔」のモデルとも考えられ、古代有数の高層建築であった「バビロンのジックラト(聖塔)」や、屋上緑化のさきがけとも思われる「空中庭園」の逸話で知られる、当時世界最大の都市バビロンの中心部を復元しました。
●実物大で体感する古代の暮らしと死生観
「古代エジプト人が願った来世」
センネジェム墓(エジプト、紀元前1300年頃) ※実物大

描かれた壁画から、古代エジプト人が来世に「現世とまったく変わらない平穏で豊かな暮らし」を求めていたことがわかります。
「ユーフラテス河畔の巨石墓」
ルメイラ地区墓地(シリア、紀元前2300年頃) ※実物大

古代オリエント博物館が調査した、ユーフラテス川沿いに住んでいた有力部族の一家のための巨石墓です。天井石の幅は2m以上あります。
「4000年前の農村の住居」 テル・ルメイラVI層の住居(シリア、紀元前1800年頃) ※実物大
ハンムラビ法典で知られるハンムラビ王と同じ時代の、シリア北部のごく一般的な農村の住居跡です。
古代オリエント博物館による発掘調査で、食事や手工業、祭祀といった日常生活が明らかになりました。
●古代世界の多様なまち
「『巨人が作った』城壁」
ティリンス城塞復元模型(ギリシア、紀元前13世紀)
※天理大学附属天理参考館蔵

古代ギリシアの伝説によれば、一つ目の巨人キクロプスに手伝わせたという巨石で出来た城塞です。英雄ヘラクレスゆかりの城跡でもあります。
「イエスが布教に訪れた?村」
テル・レヘシュ出土シナゴーグ復元模型(イスラエル、1世紀)

日本隊が発見した、イエス・キリストの故郷ナザレの近くにあったユダヤ教徒の集会所を想像復元しました。イエスもここに宣教に来たのかもしれません。
「古代エジプト職人村の暮らし」
デル・エル=メディナ住居復元模型(エジプト、紀元前16~前11世紀)
エジプトの「王家の谷」の近くにあった、墓づくりに従事する職人たちが入居していた「集合住宅」の中の一軒を再現しました。居間や台所、床下収納などがありました。
「シルクロードの隊商都市」
パルミラ遺跡現状模型(シリア、3世紀)
パルミラはローマ帝国の東端にあり、シルクロードへの玄関口として栄えた隊商都市です。10年前にイスラム国(IS)による破壊があり、今となっては貴重な記録になりました。
※模型のみではなく、実物の考古資料も展示します。
グッズ
本特別展の開催にあわせ、館内のミュージアムショップでは、都市図グッズや本展イメージキャラクターのグッズなどを販売いたします。また、本展図録も販売いたします。
クリアファイル「メソポタミアの都市」330円

本展イメージキャラクター「ルメイラ犬」のアクリルキーホルダー 700円(予定)※開発中イメージ

「古代オリエントのたてものとまちづくり-模型で探検!-」展 図録(B5判、オールカラー、32頁)1,200円(予定)
関連イベント
●講演会 ※事前申込制「古代オリエントの建築史-メソポタミアからペルシアへ-」

講演会「古代オリエントの建築史-メソポタミアからペルシアへ-」イランの世界遺産チョガ・ザンビールのジックラト(聖塔) 紀元前13世紀
古代オリエント世界に出現した様々な建築の変遷を、初期の住居を扱う先史期、メソポタミアを中心に神殿建築の発達が顕著だった古代前期、地中海から中央アジアまでを制したペルシア時代といえる古代後期という枠組みでとらえ、その概要を紹介します。
講師:岡田 保良(国士舘大学名誉教授)
日時:8月9日(日) 13:30~15:00
●子供のオリ博体験講座 ※事前申込制
「模型のひみつ~古代シリアの家をつくろう~」
シリアのテル・ルメイラ遺跡について学んだ後、古代の人たちが暮らした家や家具をスチレンボードや粘土で再現してみる子供向けの体験講座です。
講師:津本 英利(古代オリエント博物館研究員)、高見 妙(古代オリエント博物館教育普及員)
日時:8月16日(日) 13:30~
●特別講座「中学生のためのJr.オリエント講座」 ※事前申込制

体験キットを用いた講座のイメージ

オリエント博物館オリジナルの体験キット
歴史の教科書と博物館の体験キットを活用した、中学生のための古代オリエント歴史講座です。
講師:南澤 武蔵(東京大学教育学部附属中等教育学校教諭)
日時:8月1日(土) 13:30~ ※2時間程度
●子供向け展示解説「オリ博・ミステリーツアー」 ※事前申込制
夕方の博物館を探検してナゾを解き明かす、体験型展示解説ツアーです。
日時:8月22日(土) 17:30~
●視覚障害者のための展示解説ツアー ※事前申込制
目の見えない方、見えにくい方に向けた展示解説ツアーです。
日時:7月18日(土) 13:30~ ※1時間程度
●ギャラリートーク
特別展の見どころを、担当研究員が解説します。
日時:7月4日(土)・11日(土)・20日(月・祝)・26日(日)・8月2日(日)・11日(火・祝)
・15日(土)・23日(日)・29日(土)・9月6日(日) いずれも14:00~ ※30分程度
●月いち!オリ博オンライン講座 ※事前申込制

7月 「メソポタミアにおける都市の誕生」ウルク遺跡(イラク)に残る、4500年前の神殿の一部(小泉龍人氏撮影)
月に一度、原則として第3週水曜日に配信する「月いち!オリ博オンライン講座」。
7月・8月の開催分は本特別展にあわせて、以下のテーマで開催します。
7月 「メソポタミアにおける都市の誕生」
講師:小泉 龍人(NPOメソポタミア考古学教育研究所 代表)
配信:7月15日(水)
8月 「衛星データによる遺跡調査『宇宙考古学への招待』」
講師:恵多谷 雅弘(東海大学情報技術センター 研究員)
配信:8月19日(水)
※事前申込制イベントの申込方法や各イベントの料金等詳細情報はウェブページをご覧ください。
●としまミュージアムラリー2026(豊島区連携事業)

豊島区内にあるミュージアム全15施設が参加するスタンプラリーを開催。
スタンプを集めると、記念品やとしまミュージアムラリーオリジナルグッズがもらえます。
期間:8月1日(土)~12月24日(木)予定
「としまミュージアムネットワーク」公式note:https://note.com/toshimamuseumnet
▼本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます
https://prtimes.jp/a/?f=d20364-1119-9f4d7f023c3a44bfe9736d14551be5df.pdf
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■古代オリエント博物館 概要
●所在地:東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ 文化会館ビル7階
●営業時間:10:00~17:00(最終入場は16:30)
●問合せ先:古代オリエント博物館 03-3989-3491 https://aom-tokyo.com/
●入館料:展覧会により異なる
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※状況により、内容・スケジュール・営業時間が変更になる場合がございます。
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