【アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ発】
アブダビ・メディアオフィスは、首都アブダビのサディヤット文化地区に位置する美術館のルーヴル・アブダビの数千年の時と大陸を横断する今シーズン(2026-2027年)プログラムを発表しました。
今シーズンは、インド洋がもたらす豊かな感覚的体験、不安定やリスクに直面する時代における文化遺産保護の取り組み、そしてUAEを含む湾岸諸国およびインドを含む地域における優れた現代芸術表現を紹介します。
- インド洋をめぐる文化交流、文化遺産保護、現代アートまで、人類のつながりを多角的に紹介
- チルドレンズ・ミュージアム新展覧会「A Board Game Adventure(ボードゲームの冒険)」を皮切りに、4つの展覧会を順次開催
- 「Spices and Wonders: Sailing the Indian Ocean(香辛料と驚異:インド洋を航海する)」では、インド洋を介した海上交易と文化交流の歴史を紹介
- 第6回「Art Here 2026」およびリシャール・ミル・アート・プライズでは、UAEを含む湾岸諸国とインドの現代アーティストに焦点
- ALIPH設立10周年を記念し、「Living Legacies. Protecting Heritage. Building Hope(生き続ける遺産。文化遺産を守り、希望を築く)」を開催
さらに、今シーズンは、考古学的な知見、海上交易の物語、文化遺産保護の取り組み、現代の芸術家たちの声を通じ、人類の歴史がいかに相互につながってきたかを探求します。これらの展覧会では、人類に共通する物語をフォーカスし、普遍的な理解をより深めるというルーブル・アブダビの理念を反映しています。
<開催日程と概要>
2026年7月18日-2027年4月
チルドレンズ・ミュージアムの新展覧会「A Board Game Adventure(ボードゲームの冒険)」
若い世代の来館者に向け、文化や時代を超えて親しまれてきたボードゲームの魅力を学び、想像力、社会的なつながりを育む道具として紹介します。同展では、ルーヴル・アブダビの所蔵品に加え、地域および国際的な貸与作品を含む約30点を展示し、古代エジプトやメソポタミアの初期の例も交えながら、チェス、キャロム、ルド、マンカラなどのゲームの歩みをたどります。ルーヴル・アブダビのインタープリテーション&クリエイティブ・コンテンツ部門長であるアミン・ハルシャシュ氏と、同部門オフィサーのオルラン・ルフーヴル氏がキュレーションを担当します。
2026年10月14日-2027年2月14日
Spices and Wonders: Sailing the Indian Ocean(香辛料と驚異:インド洋を航海する)」
フランスの国立アジア美術館ギメとのパートナーシップにより実施される同展は、古代から17世紀に至る海上交易路をたどり、インド洋を通じてアフリカ、中東、欧州から南アジア、東南アジアまでを結んだ交易、移動、文化交流の歴史を、香辛料、織物、陶磁器、その他の特別な積み荷の展示を通じて紹介します。同巡回展の第2弾は、2027年5月12日から9月6日までギメで開催されます。ルーヴル・アブダビのギレム・アンドレ博士とパリの国立アジア美術館ギメで中国陶磁器コレクションのキュレーターを務めるクレール・デレリー博士がキュレーションを担当し、ルーヴル・アブダビのシニア・キュラトリアル・アシスタントであるアンドレア・ロジャヴォルジ博士、フランス・ミュゼウムのキュラトリアル・アシスタントであるルシー・ショパール博士、ルーヴル・アブダビのシニア・キュラトリアル・アシスタントであるファケラ・アルキンディ氏がサポートします。同巡回展の第2版は、2027年5月12日から9月6日までギメで開催されます。
第6回Art Here 2026」展、リシャール・ミル・アート・プライズ
スイスの高級時計ブランド、リシャール・ミルとのパートナーシップにより、が開催される本展は「Confluences(合流)」をテーマに、UAEを含む湾岸諸国の現代アーティスト(国籍保持者および居住者)とインドの現代アーティスト(国籍保持者のみ)から提案を募ったもので、複雑に結びついた歴史、文化、移動、特にインド洋をめぐる交流が、アイデンティティ、コミュニティ、日常生活をどのように形づくり続けているかを考察します。最終候補に選ばれたアーティストの作品は、2026年11月から「Art Here 2026」展で展示され、リシャール・ミル・アート・プライズの受賞者は後日発表されます。
「Art Here 2026」は、インド・ベンガルールにある初期のデジタルアートおよび写真美術館の一つで、Museum of Art and Photography(MAP)の創設ディレクターであるカミニ・ソーニー氏がキュレーションを担当します。
2026年11月23日-2027年4月25日
「Living Legacies. Protecting Heritage. Building Hope(生き続ける遺産。文化遺産を守り、希望を築く)」
ALIPH(文化遺産保護のための国際同盟)の設立10周年を記念し、ルーヴル・アブダビとALIPHが主催し、世界で最も複雑な環境に暮らす人々が、自らの文化遺産を保護、修復し、未来へと守り継ぐために取り組む姿を紹介します。同展では、国際的な文化機関およびALIPHの助成先パートナーから貸与された遺物を展示し、映像投影や証言を通じた多感覚的で没入感のある体験へと来館者を導きます。ルーヴル・アブダビのシニア・キュレーターであるマグダレナ・ルイス氏、ALIPH財団のサンドラ・ビャリストク博士とバスティアン・ヴァルツィコス博士がキュレーションを担当し、ルーヴル・アブダビのシニア・キュラトリアル・アシスタントであるアマリリス・マリア・ジョージズ氏がサポートします。
ルーヴル・アブダビの科学・キュレーション・コレクション管理担当ディレクターであるギレム・アンドレ博士は、次のように述べています。「文化の架け橋を築くというルーヴル・アブダビの使命を継続し、2026から2027年プログラムでは、多様性と交流の広がりある歴史を深く掘り下げます。各展覧会は、私たちの世界を形づくるつながりと普遍的な共通言語に新たな視点を提供するものであり、素晴らしいパートナーの皆様との緊密な協力のもと、あらゆる年齢層の来館者に向けて構成されています。初期の物質文化から現代のコミッション作品まで、文化遺産、芸術、そして人間の創意が生み出す驚きの重要性を、すべての皆様に探求していただきたいと考えています」
ルーヴル・アブダビの開発・マーケティング・コミュニケーション担当ディレクターであるラムヤ・アル・ヌアイミ氏は、次のように述べています。「ルーヴル・アブダビの次期シーズンは、来館者の皆様を文化、歴史、思想を横断する旅へと誘い、芸術を通じて世界をつなぐものです。同館は、世界規模で対話、交流、発見を生み出す文化的プラットフォームの発展を続けています。国際的なパートナーや現代の創造的な担い手との協働を通じて、本プログラムは、文化を軸に先導し、創造性を育み、未来世代に着想を与え、世界とつながるダイナミックな文化エコシステムを構築するというアブダビの志を反映しています」
<文化・教育プログラム>
これらの展覧会に加え、ルーヴル・アブダビでは、展示作品への理解を深め、来館体験をより豊かにするための多彩な文化・教育プログラムを開催します。作品を起点とした学びに根ざすこれらのプログラムは、同館のコレクションや展覧会から直接着想を得ており、作品をじっくり観察し、意味を見いだし、対話する機会を促します。プログラムには、キュレーターによるトーク、シンポジウム、映画上映、パフォーマンス、好奇心や参加、対話を育む各種イベントが含まれます。
各展覧会では、3言語によるカタログ、専門ガイドツアー、ポッドキャストエピソード、子どもや家族向けに構成された学習ルート、素材性や文化遺産保護を探求するワークブックに加え、大人向けのウィークリー・ワークショップを提供します。また、「Book and Easel(本とイーゼル)」「Drawing at the Museum(美術館で描く)」「Quantum Dome Project(クアンタム・ドーム・プロジェクト)」「Art in Scents(香りの中のアート)」といった既存の取り組みも継続し、創造的な探求や多感覚的な体験を提供します。来館者は、国際的なアーティストとの協働により制作され、複数言語で提供される、同館ドーム下の音声ツアー「We Are Not Alone(私たちはひとりではない)」も体験できます。同ツアーは、空間や周辺環境とのより近い結びつきをもたらします。
録画されたトークやポッドキャストを含むデジタルコンテンツは、ギャラリーの外にいる人々にも同館の思想や作品へのアクセスを広げ、コレクションとルーヴル・アブダビを、場所を問わずより多くの人々へと近づけます。これらの取り組みにより、2026から2027年シーズンは、創造性、文化交流、芸術的探求を祝う機会として位置づけられています。
ルーヴル・アブダビについて
ルーヴル・アブダビは、アブダビのサディヤット文化地区に位置する美術館であり、文化、文明、時代を超えた人類共通の物語を紹介しています。2017年の開館以来、同館は世界各地の文化的対話を促進する場として、コレクション、特別展、教育プログラム、文化イベントを通じて、多様な来館者に向けた体験を提供しています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事





















