「しっかり食べているはずなのに疲れが抜けない」「肌や髪の調子がいまひとつ」などの不調を抱えていませんか? その不調には栄養の偏りが関係しているかもしれません。

食生活が乱れていると、食べていても必要な栄養素が不足する「新型栄養失調」による不調が起こることがあります。

新型栄養失調の影響ややってしまいがちなNG習慣、無理なく続けられるセルフケアを紹介します。

新型栄養失調とは?

新型栄養失調とは、食事をしていても、偏った食生活や過度なダイエットなどにより必要な栄養素が不足している状態のことです。筋肉や皮膚などの材料になるたんぱく質、からだの機能を調整するビタミン・ミネラルなどが不足して心身の不調につながりやすくなります。

もともとは食が細くなりやすい高齢者にみられていましたが、痩せへの意識や食生活の偏りなどによって女性にもよくみられるようになっています。

忙しくて食事がおざなりになったり、特定の食材を抜く、逆に決まったものだけを摂るといった過度な食事制限によるダイエットをしたりしていると、新型栄養失調につながりやすくなるため注意が必要です。(※1)

新型栄養失調による影響

栄養素はそれぞれ役割が異なるため、何が不足するかによってあらわれる変化もさまざまです。

たとえば、たんぱく質は筋肉や皮膚、髪などの材料になるほか、免疫機能の維持にも関わっているため、不足すると筋力の低下、肌や髪のトラブル、免疫機能の低下などが起きやすくなります。

また、女性にありがちな鉄分不足は貧血につながり、だるさや疲れやすさ、息切れなどを引き起こす場合があります。

イライラや気分の落ち込みなど、精神的な不調も起きやすくなるため「栄養不足かも」と気づいた時点で対策することが重要です。