平面イラストを、どれも同じ顔で量産するための独自の品質管理ノウハウを確立。開発した「バリカタ君豚まん」は、8月11日(火・祝)から始まる6連戦の企画「肉肉祭り」でも引き続き提供されます。

株式会社MYPLATE(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川端 史紀)は、キャラクターやIP(知的財産)を立体的な食品として商品化する食品開発支援事業を強化します。企画・コンセプト設計から造形、味の設計、量産化、品質管理までを一貫して手がける体制で、スポーツチーム・IPホルダー・自治体等のパートナーを対象に展開します。
本事業の実績として、福岡ソフトバンクホークスからの受託により開発したオリジナル豚まん「バリカタ君豚まん」について、平面イラストから立体造形に至るまでの開発事例を公開いたします。
本商品は、球団のマスコットキャラクター「バリカタ君」の顔を完全再現したもので、7月の販売開始以降、球場グルメとして想定を上回る反響をいただいています。今回は平面キャラクターを食品として立体量産する際に直面した「個体差の壁」と、それを乗り越えた当社独自の製造ノウハウについてお伝えします。
【バリカタ君について】
「バリカタ君」は、福岡ソフトバンクホークスのマスコットキャラクター。特徴的なリーゼントヘアとポップな表情で、球場に来場するファンに親しまれています。
量産金型で別人になった壁
平面のイラストを、立体の食品にする。この依頼でまず課題となったのは、顔を構成する各パーツ(目、耳、鼻、リーゼント、ほっぺのうずまき)の立体バランスでした。イラストとして成立している配置が、立体にすると別の印象になる。さらに各パーツは手作業で配置するため、一つひとつに微妙なばらつきが生まれます。キャラクター商品である以上、どれを手に取っても同じ顔に見えなければ成立しません。3Dプリンターで型を作成しながら試作を重ね、途中では手作業のばらつきを吸収する目的でデザインを「サングラスありVer.」へ変更。味と見た目の仮承認を得たのが5月中旬でした。ところが、量産用のステンレス金型を起こした段階で問題が起きます。
生地の型抜けを良くするための補正によって、サングラスの輪郭が丸みを帯び、中央の間隔が詰まってしまったのです。承認を得た顔とは、印象の異なるものが上がってきました。加えて、手作業によるパーツ配置の個体差もあり、「完全に同一の商品を連続して製造することは難しい」という現実にも直面します。
バリカタ君らしさを数値に置き換える
当社が取った方法は、感覚で共有されていたバリカタ君らしさを、数値とビジュアルに定義することでした。「パーツを全体的に上に寄せる」「リーゼントの太さを1.5~2倍にする」といった修正指示を、言葉ではなく数値と図で定義。さらに、どこまでが出荷可能でどこからが不可かを判断するための「OK/NG判定基準マニュアル」を作成し、製造現場と共有しました。
金型についても、再現性と量産性の2軸で設計を見直しています。熟練職人の手作業に依存する工程を、判定基準の共有によって平準化する。これが本プロジェクトで確立したアプローチです。

なお当社は、立体造形のクオリティ向上と冷凍保存時の安全性検証を徹底するため、当初予定していた5月下旬の発売を7月1日へ延期する判断をしました。
販売開始から約1か月 、球場グルメとしての定着
販売開始後、SNS上では来場者による写真投稿が相次いでいます。立体的な造形への驚きや、実物のサイズに触れる反応が多く見られ、販売は想定を大きく上回るペースで推移しています。みずほPayPayドーム福岡の球場グルメのひとつとして定着しつつあり、8月11日(火・祝)から始まるイベント「肉肉祭り」でも引き続き提供されます。

本事例のポイント
- イラストの「立体完全再現」 プリントやパッケージ変更ではなく、キャラクターの形状そのものを食品で再現。造形の設計から型の製造まで一貫してプロデュースしました。- 試作から量産への橋渡し 初期検証は3Dプリンターで高速に回し、量産化では樹脂型・ステンレス金型の補正と微小加工を組み合わせる。多くの企画が止まる「試作は通ったのに、量産できない」という断絶を埋めます。
- 品質管理の仕組みまで構築 判定基準を数値とビジュアルで定義し、製造現場と共有。職人の技量差に依存しない品質平準化の仕組みまで含めて納品します。
今後の展望
当社は本プロジェクトで培った立体造形食品の開発ノウハウを活かし、スポーツチーム、IP(知的財産)ホルダー、自治体等に向けた食品開発支援事業を強化してまいります。企画・コンセプト設計から造形、味の設計、量産化、品質管理までを一貫して支援できる体制で、IPの魅力を最大限に引き出す商品開発にも取り組んでまいります。本プロジェクトの詳細な開発プロセスについては、後日当社記事にて公開予定です。商品概要

株式会社MYPLATEについて
株式会社MYPLATEは、「おいしく食べ続けて、いつのまにか健康に」をVISIONに掲げ、管理栄養士監修のもと、美味しさと栄養バランスを両立させたオリジナル冷凍弁当や惣菜を提供しています。また、プロデュース事業として、企画・コンセプト設計から製造・品質管理までを総合支援するPB商品開発や、地域資源・IPコンテンツ(キャラクター等)を活用した商品開発・メニュー提案を展開しております。
- 会社名: 株式会社MYPLATE
- 所在地: 東京都渋谷区神南1丁目18-2
- 代表取締役: 川端 史紀
- 事業内容: 健康食・冷凍弁当の企画製造・販売、食品プロデュース・OEM/PB支援事業
- 公式URL: https://myplate.co.jp/

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