おこづかい制の人は、毎月いくらもらってるの?

おこづかい制を採用している家庭はたくさんありますよね。おこづかい、一体みんなはどのくらいもらっているのか、金額とその使い道、不足したときの対処法を聞いてみました。

「私は毎月1万円です。結婚してからもう5年目になりますが、ずっと1万円。化粧品や服もまともに買えないし、ランチに誘われても断ることもしばしば・・・。そろそろ上げて欲しいんですが、頼むと『主婦なのに何に使うの?』と言われてしまうんです。どうしても必要なときは、夫か親に懇願しています。子どもが来年から保育園に入園するので、パートを検討中です」(女性/29歳/専業主婦)

「毎月おこづかいは5万円もらっています。会社の人たちとの飲み会が多く、それでも足りないときがあります。妻は現在子育て中のため仕事をしていませんが、また働く予定でいるようなので、そうしたらもう少しもらってもいいかな。不足したときは、妻から一万円ずつ補充してもらいますが、あまり頻繁になると怒られますね」(男性/30歳/化学メーカー)

「毎月のおこづかいの額を決めているわけではありませんが、僕は一日千円と決めています。妻にお弁当と飲み物を用意してもらうので、会社に行くだけなら千円あれば十分です。飲み会やどこかに出かける時だけ臨時で家計からお金をもらいます。そうした方が、お金は貯まるはずですよ」(男性/38歳/自動車メーカー)

全国のおこづかい制で生活しているみなさん、いかがでしょうか。家庭の経済状況、あるいはパートナーの金銭感覚次第でおこづかいの金額はまちまち。十分な額をもらっていても不満は出ているよう。だとしたら、おこづかいという制度が向いていないのかもしれませんね。

お互いに干渉しないノー管理法はどう?

共働き世帯などダブルインカムの状態になると、夫婦がそれぞれで収支を管理しお互いに干渉しないというスタイルのところもあるようです。

「共働きの我が家は、他の家庭とは少し家計管理が違うかもしれません。家賃や光熱費など生活に必要なお金は夫婦で完全に折半しています。で、貯蓄は僕の担当。外食時や子どものおもちゃ代などは妻の担当ということにしています。妻は金銭的に縛り合うのが嫌らしく、払うべきものさえ払えばあとはご自由にという感じです。貯蓄もきちんと毎月しているので不安もありませんし、自由に使えるのでいいですよ。奥さんから厳しく管理されている同僚を見ると、これでよかったなと思いますね」(男性/30歳/公務員)

共働きで収入があるからこそ可能なスタイルですね。金銭的に拘束されるのが嫌だと言う人は、こういった方法もいいかもしれません。家庭という小さなコミュニティを運営するために出資し合うような感覚なのだとか。

いかがでしたか? 各家庭でスタイルは違っていても、自分たちの納得のいく方法で家計をやりくりするのが一番ですよね。あなたの家庭は今のスタイルを貫きますか?それとも新たなスタイルに挑戦していきますか?

1986年生まれ、一児のママ。大手自動車メーカー退職後、フリーランスライターに。恋愛・結婚・育児、働き方など女性に関すること、医療をテーマに執筆。仕事も育児も自分ゴトも、諦めず効率的に行う方法を日々模索し実践中。趣味は旅行と読書。