(C)松下龍之介/宝島社/ytv

 山田涼介が主演するドラマ「一次元の挿し木」(読売テレビ・日本テレビ系)の最終話が、6日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)


 本作は、松下龍之介氏の同名小説が原作。ヒマラヤ山中で発掘された200年前の人骨が、失踪した妹のDNAと完全に一致する、という衝撃の事実から始まる、時を越えた謎に挑むヒューマンミステリー。


 ちゃぽん、ちゃぽんという音を立て、山城美術館にいた真理(白石聖)の前に、ポリタンクを持った牛尾(吉原光夫)が現れた。紫陽(堀田真由)の姿を探す牛尾に、真理が「ここには私しかいない」と告げたそのとき、銃声が響き渡った。


 一方、悠(山田涼介)と義父の京一(佐々木蔵之介)は、佳代子(鈴木保奈美)から恐ろしい話を聞く。急いで山城美術館に向かう中、銃声が聞こえ、動悸が激しくなる悠。


 ついに山城美術館に到着したそのとき、目の前に衝撃的な光景が広がっていて…。


 最終話では、悠が牛尾と戦いを繰り広げる。牛尾が悠や紫陽らにポリタンクを振りかざしたそのとき、京一が銃で牛尾を撃ち、牛尾は火だるまに。その後、牛尾は佳代子の前で「何で私は生まれた…。私は何のために生きた…」と、つぶやきながら息絶えるのだった。


 そして、佳代子によって命を救われた紫陽は、悠と離れ、宗教団体「樹木の会」の聖母として生きていくのだった。


 放送終了後、SNS上には、「悠くんが紫陽に会えたとき、ボロ泣きした。悠くんも紫陽も幸せになってね、と願う最終回だった」「原作を知っていても、ハラハラドキドキする、すてきな作品だった。山田くんや蔵之介さん、鈴木保奈美さんの演技が素晴らしかった」「最後に紫陽とすれ違った悠が柔らかい笑顔だったので安心した」「友江さんがかわいそうだったけれど、ケイタくんが生きていたのが救いだ」「余韻がすごい。いろんなことを考えさせられる映画のような良作だった」などの感想が投稿された。


 また、クローンとして誕生し、生きた牛尾に対して、「牛尾の最期があまりにも苦しい。吉原さんの怪演がすごかった」「牛尾の感情が最期に見えて、悲しきモンスターだった。モンスターを作り出した一員に仕留められる映画『フランケンシュタイン』と重なった」「牛尾は死んでしまったけれど、牛尾クローンは毎話怖くて最強だった」「牛尾は仲間が欲しかったんだよね、牛尾も被害者なんだよ」「同情はできないけれど、牛尾も哀れな存在だった」といった声が集まった。